レストア お役立ち情報 2 | ナナハンという昭和のBigバイク

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さて苦労してピストンを抜いたキャリパーでしたがキャリパーシールとパッドは交換します、ピストンは磨いたらあまり錆びが深く喰い込んでいないので再使用します。

やはりピストンが抜けなかった原因の大半がシリンダー側の錆びでして、このままではシールを新しくしても意味が有りませんのでシリンダー内面を磨きます。

↑の様なブラシ類を駆使し錆びと汚れを落とします、これらのブラシ類は某工具ショップや自動車部品商などで手に入ります、ネットショップを展開している工具ショップにも有りました。

但しDIYショップなどで買う場合似たもので金属製のブラシが有りますが、車の鋳鉄製シリンダーなら真鍮の柔らか目の物が使えますが、バイクのアルミシリンダーには金属製ブラシはご法度です。(;´▽`A``

錆びが酷い場合は#600程度の耐水ペーパーで落としてもOK、しかし錆びが取れにくいからと#400以上の荒いペーパーも使わない方が良いでしょう。
(゚ー゚;

これらのブラシや耐水サンドペーパーはそのままでは無く、ブレーキフルードや潤滑スプレーオイル又はパーツクリーナーを吹きかけてから研磨します、空砥ぎでは中々錆びが落ちてくれませんので。

但し右のエアードリル等に付けて磨くブラシの場合、くれぐれもオイル等の飛び散りにご注意です、ブレーキフルードを使う場合は特に塗装面に飛び散らない様気を付けないと後で泣く事に成ります。
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これでシリンダー内面は綺麗に成りましたが、まだ一か所磨きたい所が有りますがそれはまた次回でも・・・。