アスペクト:天体に癖をつける | 一日一勉

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占い諸々を学びたいのに、学んだことを外に出さないと記憶は定着しないそうです。なかなか覚えられない悩みのため、学びをアウトプットするブログです。
最近、目の調子が悪いので、更新を毎日とせず、気ままに楽しく学び続けたいと思います。

今日は、「天体に癖をつける」についてです。

 

 

突然ですが、占星術の醍醐味って何でしょう?

同じ誕生日の人が同じ運命を辿らないということは、周知の事実です。

それは、同じ家庭、同じ親で育てられる双子でさえです。

 

 

では、何のために占星術はあるのでしょうか?

占星術は人間が逃れられない宿命を占える技術であるように見えます。

しかし、実際には、必ずしもそうとは言えません。

 

 

古代の占星術の格言で「星はその気にさせるが強制はしない」という言葉があります。

この言葉こそが、占星術を理解する上でのキーワードとなります。

 

 

占星術では、「○○な傾向にある」などという、あいまいな表現が用いられることが多くあります。

しかし、この曖昧さこそが、占星術の極意であり、重要なポイントです。

星が与える影響とは「避けることが出来るものであるが、意識しなければそうなる。」というものなので、断言しない言葉の裏には、そういう予言をもっていることが、西洋占星術ということになります。

 


ネガティブな意味のアスペクトが持つ「その気にさせる」をどのように回避するかを考えることは、西洋占星術の占いをする者の大切なことです。

 

 

アスペクトの効果は、ぴったりの角度からの誤差によって決まりますが、実際にはよほどぴったりの角度でない限り、その効果が出ないように対策をとることで、アスペクトの影響を避けることが可能です。

 


衝動や衝突を表すスクエアを自覚することで、この衝動が天体の影響による間違った幻惑と意識したならば、本人の意志力で回避することを繰り返していると、いつの間にかそのアスペクトそのものが働かなくなっていきます。

反対に、効果が実感できないソフトアスペクトについては、隠れた才能として改めて認識することで、アスペクトが働きやすくなります。

 


このように、アスペクトの効果を抑制したり、働きを強めたりすることが「天体に癖をつける」ということになります。

占星術で、開運をするためには、この考え方をフル活用することが重要ということです。

 

 

それでは、また明日パー