アスペクトについて | 一日一勉

一日一勉

占い諸々を勉強したいと思いながら、本を読んでも身につきませんでした。
学ぶだけではなく、学んだことを外に出さないと記憶は定着しないのだそうです。
そのための学びをアウトプットするためのブログです。

今日から数回にわたって、アスペクトの勉強をしたいと思います。

 

 

昨日までの復習テストをもう少し続けたい気持ちもあったのですが、振り返ってみるとアスペクトをサラッとしかやっていなかったので、今回から少しずつ掘り下げていこうと思っています。

 

 

アスペクトとは、天体同士が作る特定の角度のことをいいます。地球からみて同じ方向にあれば0度、真反対にあれば180度となります。

実占では、アスペクトが最も重要な要素となります。アスペクトは大きく分けて、摩擦や葛藤を表すハードアスペクトと、お互いのエネルギーの良さが引き出され合うソフトアスペクトに分類されます。

 

 

今まで、エレメント=4区分、クオリティ=3区分、ジェンダー=2区分というのがありましたが、アスペクトというのは、元々は、このエレメント、クオリティ、ジェンダーのグルーピングのどれか一つでも一致していないと成立しないものなのです。

このいずれかのグループ分けが一致すれば、その星座と星座の間には、アスペクトが成立する(オーブはその星座めいっぱい)ということになります。

 

(例えば、牡牛座の月と蠍座の海王星は、女性宮というところが共通なので、正確な180度でなくても、許容範囲を超えていても、オポジションが成立するという意味かと思います。)

 

 

アスペクトには、メジャー(主要な)とマイナー(小さな)と呼ばれるものがあります。実は、アスペクトは元々「星座同士の関係性」から成立したと考えられています。それが、メジャーアスペクトとマイナーアスペクトが区別される理由です。

 

 

主要なメジャーアスペクト5つ

 

【0度】は、ハードとソフトのどちらのアスペクトにも分類されない。天体によってハードにもソフトになりうるとされる。強調、融合を表す。

【180度】は、ハードアスペクトで、衝突とか拮抗を表わす。

【120度】は、ソフトアスペクトで、調和的でスムーズさを表す。

【90度】は、ハードアスペクトで、摩擦や葛藤を表す。

【60度】は、ソフトアスペクトで、協調を表す。

 

 

メジャーアスペクトがマイナーアスペクトより、オーブが広いのは、そもそもアスペクトにはオーブなどなく、星の位置するサインの位置関係を示すものだった、という歴史のなごりとも言われています。(オーブについては、明日以降に勉強・解説しようと思っています)

 

 

今回、【石井ゆかりの占い教室のノート】を参考にしながら、ブログを書いたのですが、石井先生が『人間は自分の内なるコスモスに、これら10人の神様を持っていて(小惑星まで含めるともっといるわけですが)、その神様同士が様々な形でかかわるところに、個性やその人固有の「人生での経験」が生まれる、と考えます。この「神様同士の人間関係」が、「アスペクト」なのです。』と書いていらして、アスペクトを神様同士の人間関係という例えがいいなぁと思ったんです。

そういう風に、天体を見たことがなかったので、この例えの方がわかりやすいかもって。

サインの勉強をしたとき、ギリシア神話を調べましたが、ホント神様同士の関係も、合う合わないあるな~と感じていたのです。人間関係と変わらんやんって。

今度ホロスコープを見るときは、天体=神様とみて、その役者にサインのイメージの衣装を着させて、ハウスという舞台背景に置いてみたら、どんな物語が生まれるのか楽しみです。

 

 

それでは、また明日パー