今日は、第3ハウスについてです。
第3ハウスについて本では、知性のハウス、個人としての体外化的表現を応用化する、短期的な動き、手の届く範囲を表すハウス、教育とコミュニケーション、子供の頃の学習…などと表現されています。
【第3ハウスのキーワード】
会話、兄弟姉妹、日常の移動、初等教育、周辺の環境、隣人、手紙、噂、レポート、メッセージ、メッセンジャー、コミュニケーションetc…
ナチュラルサインは、双子座です。
双子座や水星のキーワードとほぼ同じなので、第3ハウスをイメージする時は、そちらも参考にするといいですね。
これらのことから、第3ハウスは、手に届く範囲の日常をあらわすことが、よくわかります。
移動範囲も、遠くて日帰り圏内くらいなものでしょうか。
もちろん人間関係だと、兄弟姉妹(家族であっても、血がつながっていても、一番近い他人という位置づけ)、近所の人、学校の友達。
コミュニケーションでも、短い伝達、手紙、文筆のような、軽いものが主流なのかと思います。
人生に仮定すると、第1ハウスで産まれ、自我を知り、第2ハウスで守るモノを集め、安心を得て、第3ハウスでは、第2ハウスで集めたもので遊びながら、その応用的な活用法を鍛えます。
つまり、手に入れたもので、外に向かって表現していくことを意味します。
ここで初めて、外界の圧力を感じることになるでしょう。
上手いなぁと思うのが、第3ハウスが初等教育を示しているからです。
未就学児は保護されてきていますが、就学すると一人ですることが増えてきますからね。
第3ハウスを、サバイバルゲームの概念と書いてあるものもありました。
行動範囲も複雑さを増し、広がっていきますからね。
こう書くと恐ろしい感じもしますが、小学生が無邪気に笑いながら、駆け回る姿を連想すると、何物にも代えがたい面白さ楽しさも、内包しています。
人生でいうと、新一年生は、まさに第3ハウスの最初の領域を過ごしているわけです。
実占では、第3ハウスで、どのようなものに興味を抱くか、知性の発達などを見ていきます。
言葉を使う仕事の人は、結果的に、第3ハウスあるいは第9ハウスなどが、強まってくるようです。
それでは、また明日