獅子座の神話 | 一日一勉

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最近、目の調子が悪いので、更新を毎日とせず、気ままに楽しく学び続けたいと思います。

今日は、獅子座の神話です。

 

獅子座は、「火のエレメント」「不動宮」「男性宮」で、座右の銘が「I will 」「I create」となります。支配星は西洋占星術の天体の中でも主役の「太陽」です。相似するハウスは、「5ハウス」で人生を楽しむハウスとなります。

太陽の年齢域が「25歳から35歳」ですから、ちょうどその頃の人生を振り返ってみると、獅子座や太陽の感覚がつかめたりするかもしれませんよ。でも、その最中にいる方は、実感わかないかも。俯瞰しないとわからないことってあります。

 

さて獅子座は、火のエレメントですから、精神の象徴でエネルギッシュですね。直感で、行動します。不動宮ですから、粘り強い・頑固とかそういう性質があります。男性宮ですから、エネルギーが外向きに働きます。「I will」「I create」ですから、未来志向で、何かを創造する、作り出す力があるということでしょうか。

 

では早速、神話を見ていきましょう。

 

  人食いライオン・獅子座の神話

 

大神ゼウスと人間の女性との間に生まれたヘラクレスは、罪を償うことになりその贖罪として、12もの困難に立ち向かうこととなります。そのうちの一つが、家畜や人間を食い殺すため恐れられていた、ネメアの谷に住む人食いライオンの退治です。当初ヘラクレスは、矢を放ってライオンを仕留めようとしますが、厚い皮に覆われたライオンの皮膚には全く歯が立ちません。オリーブの木から作った太い棍棒で殴りつけもしましたが、棍棒は破壊されてしまいました。最後には素手でライオンの首を三日三晩締めあげて、やっとの思いでこのライオンを退治し、困難を達成しました。ヘラクレスは、のちにこのライオンの皮を剥ぎ、鎧にしました。ヘラクレスを憎んでいたヘラは、ライオンの功績をたたえ天に上げて星座にしたそうです。

 

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蟹座に続き、ヘラクレスの怪物退治が題材の神話なのですね。

ライオンが、どうして人食いライオンになっていったのかという過程がないので、ネットでも捜してみましたが、詳しいことはわかりませんでした。

獅子座を読み解く材料が少ないのが、正直な感想です。

 

ネメアの谷の主となっているこのライオンですが、不動宮の特性でていますね。そこの場所から動かないのですから。

で、この神話の絵画をみると、ライオンの姿が筋肉隆々なんです。この姿は、ライオン界でも唯一無二の存在=カリスマですよね。(こじつけ感ありますが)戦いの後、ヘラクレスが、なきライオンの皮を鎧の代わりにしてしまう程、立派なものでしたし。

三日三晩、苦しみに耐える姿も、粘り強い、あきらめない不動宮っぽい。

 

獅子座を読み解くカギは、「どうして退治されなければならないほどのライオンになってしまったのか」というところにあると思います。

ただ退治されるだけのライオンだと、悪の象徴だけど、実際はいい面もあったはず。

だから、獅子座の特性が悪い方に働くと、このライオンのように迷惑な害獣になってしまうような気がしました。

そして、獅子座の持っている力は、男性宮の外向きのエネルギーだけではなく、支配星太陽のパワーが大きいと思います。なんといっても、太陽はホロスコープの主役の天体ですしね。

 

相似する5ハウスは、恋愛とか娯楽とか、伸びやかに楽しむことをするハウスなんですよね。

太陽の年齢域は、25歳から35歳と冒頭でも書きましたけれど、成人して学校とか家の枠組みから外れる頃です。一人立ちして、働いていて社会の枠組みがあったとしても、仕事の流れがわかってきて、仕事自体を楽しむとか、仕事の後に何かを楽しむことができます。もちろん仕事を辞めることも自由にできます。そして、時間もお金も自由になる年頃だと思います。若さもあるから、無茶もできるし。誰の庇護も受けないからこそ、自分を主役にして生きていける頃なんだと思います。

この年齢域の途中で、サターンリターン(土星回帰)もありますし、結婚をする方も多い年齢域ですから、この十年間ずっと楽しめるという訳ではないかもしれませんが、ドラマチックに変化することが多いのを考えると、5ハウス的だなぁとおもうのです。

あれ、獅子座の説明になってませんかね。

 

獅子座のキーワードは、「権力・プライド・エネルギッシュ・自信・アピール上手・派手・華やか・自己主張・統率力・威厳・支配的・親分肌・王者・上下関係を重んじる・体育会系・カリスマ・朗らか・恋愛」です。

 

ちなみに、私が獅子座の特性を思い出すとき、自然界にいる雄ライオンの姿を思い浮かべています。上のキーワードと重なる部分が多いと思います。

 

では、また明日パー