去年の夏。
久しぶりにパンガン島を訪れてみた。

想い出のいっぱいつまった島。

変わった,変わったという噂を幾度となく耳にして、
ある程度の変わりようは覚悟していたけど、
実際のところ、想像を上回る激変ぶりだった。少なくとも私にとっては。

かつてのあの活気に満ちあふれた陽気な島でなかった。

微妙に発展してるような、してないような?

パンガン住民である知り合いにきいたところ、今でもフルムーンパーティーのときには
たくさんのツーリストが訪れるらしい。

そして普段は死んだようなこの島も、このときばかりは大賑わいで、
このときにみんなが落としていくお金で、充分生活していけるらしい。


結局のところ、島民たちはツーリストに振る舞わされっぱなしなのだ。

旅人たちは、いいときはこぞってもてはやし、
飽きれば「あそこはもう終ってるよね_」といって
ほかの天国を捜しにいけば良いだけの話しなのだから。


おいしいとこだけつまむような、そういう関わり方はしたくないと思っている。
難しいことだけれど。

タイという国とは、きちんと向きあっていきたいと思っている。
いまでは家族のような存在のタイ人ファミリーと、親しくなったばかりのころに、
そうだ!なにか日本食をつくってあげよう!と思って、考えついたのが”コロッケ”だった。

タイ人は揚げ物が大好きだし、ジャガイモもたべる。
これはイケルんじゃないのか?

島のおいしいジャガイモやもぎたてのコーンなどをつかってつくるコロッケは
想像以上のおいしさで、そして大受けだった。


もちろんキャベツの千切りも添えて、ブルドックソースもネ。(島の小さなスーパーで買えるが高級品。)




ここのファミリーはみんな野菜が大好きなので、食卓にはいつもたくさんの生野菜とハーブが並び、それをおかずと一緒にたべる。

コロッケも、チョン(れんげ)で一口大に切り、その上にキャベツをのせ、ソースをかけてゴハンと一緒にたべていた。

ここの料理長であるおかあさんはブルドックソースをとても気に入って
「ソースディー、ソースいぬ、アロイディー!」といって笑っていた。

(*ディーはgood,niceの意味。*いぬという日本語を知っている。)


それからというもの、行くたびに、コロッケづくり。
着いたその日に「コロッケいつつくる?」ときかれる。

つくるとなったら島中の親戚や家族に連絡がまわり、たくさんのひとがコロッケをたべにくる。

あるとき、キャベツを添えなかったら

「コロッケにはキャベツがなきゃダメでしょ!」

と、おしかりをうけました。(笑)






ステキなドレスは花嫁の姉作。


今までに2度ほどタイの結婚式に参加しました。
同じ家族の結婚式です。
しかも親族側の人間として!

しかし、みてると本当にお金がかかっている、
当人にとっては一生に一度の事とはいえ、このうちには、まだ嫁いでいない娘がふたりそして息子がひとり。
両親はもう70歳近い。
このうちの経済を思うと、ハァ~と溜息が。







まずは家にお坊さんをよんで神聖なる儀式。
ここでは招待者にごはんが振る舞われる。






次に夕方から場を移して,島の広大な敷地にテーブル席をいくつもつくり、ステージ、PA、歌手、ダンサーセットでトラックごとリース。

そしてこの披露宴は誰でも参加。
知り合いでなくても、とにかくなるべくたくさんの人に祝ってもらう。

たくさんのご馳走とお酒を振る舞う。





そしてステージでは延々とショーが繰り広げられ、ときにカラオケに。
そのうち酔いまくって踊りまくるひとたち。






歌手の女の子を自分の席に呼ぶおっさん。
などなど。

宴は夜10時になっても終らなかった。







いったいどれほどのお金がかかるのだろう。

はぁ、心配。

せめて最高にハッピーになってほしい。
旦那さん、お金持ちの家の息子さん。ミヤノイ(愛人)つくらないでね。