葉室麟/著「花や散るらん」を読み終えた。
誰もが知ってる忠臣蔵。赤穂浪士の討ち入り、その背景には朝廷と幕府の対立、大奥の権力争いが複雑に絡んでたと解釈する葉室流忠臣蔵。
そこには『いのちなりけり』の蔵人と咲弥が暗躍してた。どのような状態になっても冷静沈着で凛とした咲弥。赤穂47人を敵にしてまでも娘との約束を守ろうとする愚直なまでに真っ直ぐな蔵人。二人の愛の形はいつまでも変わることがない。『いのちの花が散っているのだ』 余韻も鮮やかでした。
「いのちなりけり」の続き。咲弥と蔵人のその後。娘となった香也と3人で鞍馬に住むが、、、赤穂浪士の討ち入りの新解釈も含めて面白かった。
光琳に内蔵助が言う「ひとはいつかは必ず死ぬものでござる。いくら恐ろしくとも死なぬわけにはまいらぬ。ならば、おのれがもっとも生きたいように生きるしかござりますまい。たとえ、それで死が早まろうとも」の言葉が印象的だった。