日本のカレー ルー無しで作るカレー | カレーライスのブログ

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ハンドルネーム : カレーライス

名前の通り、カレーライスが好きなおじさんです。
インドカレーも日本のカレーも、食べるのも、作るのも。

ギターを弾いたり、ライブハウスでライブを観ます。

ライブハウスに行けない日が続いていますので、配信ライブで楽しんでいる今日この頃です。
そしてピアノの練習もしていますが、またしてもバネ指が、、、それはまたいつか書こうと思います。

さて、昨日は日本のカレーを作りました。
ルー無しで作る日本のカレーです。

具は豚コマ切れの肉、玉ねぎ、人参、ジャガイモです。これぞ日本のカレーですね。
え?ウチは牛肉って?それもありですが、今回は豚肉です。作る工程の写真も撮ったので少し載せます。
材料は2人前くらいです。

これは私流ですが、まずはジャガイモを先に茹でます。ほぼこのまま潰してポテサラにできるくらいまで茹でます。
茹でたら水気を切っておきます。
少し大きめのジャガイモ1つです。
これは最後にとろみをつける前に鍋に入れます。

次に、大さじ1くらいの油で玉ねぎと人参を中火でしっかり炒めます。

玉ねぎに透明感がでたらローリエを入れてさらに玉ねぎの縁が少し焦げるくらいまで炒めます。

ここかららはスパイスや調味料などと豚肉を入れていきます。基本的には入れて混ぜるパターンです。焦げないように弱火にして水分を飛ばしながら炒める事で味に深みを出します。
●味付けその1
すりおろしたニンニク1片、生姜親指大を入れ、馴染んだらケチャップ大さじ2を入れます。ニンニクと生姜はチューブのものでも大丈夫です。普段カレールーを使う場合もこれらを同様に入れる事で、カレールーは少なめにしたオリジナルの味付けのベースにできます。
●味付けその2
カレー粉大さじ1〜1.5を入れます。だいたい一人前大さじ1/2くらいを目安にすると良いと思いますがこれは好みです。最初は入れすぎないようにしておいて、足りなければ後で足すのが良いですね。好みのスパイスがあればさらに加えます。私はシナモンとターメリックを2振りくらいづつ足しました。
●豚肉を投入
全体が混ざったら豚肉を入れ、軽く塩胡椒を振り炒めます。
豚肉を硬くさせないコツは肉を室温に戻しておいて少量の油をかけて揉んでおくと柔らかく仕上がります。
また、ここで豚肉を入れる事で、スパイスなどの味を染み込ませる狙いです。しっかり焼いてしまうと肉が硬くなるのでそれを避けるために焼きすぎないようにします。表面の色が少し変わるくらを目安にします。
●味付けその3
味に深みを増すための材料を投入します。
赤ワイン50ccを入れ水分を飛ばします。
水分が飛んできたら、醤油とウスターソースをそれぞれ小さじ2くらいづつ入れて混ぜます。

●隠し味を入れる
今回私は日本のカレーの甘さを出す為に、蜂蜜と黒糖を小さじ2づつ入れました。

ここまでの過程はカレールーを使う場合でも同様にする事でカレールーを控えめにしたオリジナルの味付けができます。
ケチャップでなくトマトピューレやトマトペーストを使ったり、カレールーの代わりにカレー粉とカルダモンやクローブなどの好みのスパイスを追加したり、すりおろしたリンゴやバナナをいれたり。これらを好みで入れる事でオリジナルの日本のカレーが作れます。
これらの代わりにオリジナルの配合のスパイスやフルーツ類、旨みを追加するためのアミノ酸や牛脂、ラード、醤油やココアなどの隠し味を足しているのがカレールーなわけですね。

さて、調理の工程に戻ります。

●チキンブイヨンと塩を入れる
隠し味を入れてサッと炒めたら、強火にして水を入れます。煮込んで水分が飛ぶことを前提に1人前当たり200cc、今回は2人前なので400cc入れました。さらに丸鷄スープの素を大さじ1入れました。固形のコンソメスープの素を使っても良いですが、塩分が入っている物の場合、塩は少なめにします。
今回はジャガイモがたっぷりだったので、ご飯は少なめにしてジャガイモを食べるカレーとしてカレーだけ食べても塩辛く無いよう塩は小さじ2/3ほどにしました。


煮立ってきたら弱火にして蓋をせず弱火で5〜6分煮込みます。
煮込む理由は全体を一体化させるためです。
次に最初に茹でておいたジャガイモを入れ強火にします。煮たったら弱火にしてさらに2〜3分煮ます。

●一旦休ませる
そしたら蓋をして火を止めて5分ほ置いておきます。つまり一旦休ませます。こうすることで、全体が落ち着き、ジャガイモに味が染み込みます。

いよいよ最後の工程です。

●味の最終調整ととろみ付け
再び火をつけ全体を煮立たせます。
煮たってきたら弱火ににします。そしてここで味見をします。必要に応じて、塩、胡椒、スパイスを加えます。カレー粉を足す場合は水で溶いて入れます。粉のままだとダマになるからです
次にとろみをつけます。小麦粉を大さじ2を大さじ4くらいの水で溶いておきます。
鍋の火を止め、グツグツするのがおさまったら、水で溶いた小麦粉を半量投入します。火を止めるのは、小麦粉が混ざる前に固まらないようにするためです。
火をつけて中火でよく混ぜながら煮立たせます。とろみのつき加減を見て、小麦粉を足します。小麦粉を足すときは火を止めて足します。
再び火をつけてよく混ぜてます。この要領で好みの硬さになったら、1分ほど弱火で煮て最後に好みでガラムマサラを1〜2振り入れて混ぜたら完成です。

今回はあまりとろみをつけすぎないよう、サラッとした感じにしました。
写真はカレーの分量が多いですが、ご飯は少なめでカレーは1.5人前くらいです。
私は普段のカレーではほとんどジャガイモを使いませんが、今回はジャガイモが大きめだったのでジャガイモを食べるカレーになりました。柔らかくて味が染みています。

このカレーはできるだけ訳の分からない調味料を使っていないのが良いと思っています。
中身がよく分からないのはウスターソースとケチャップでしょうか。
ちなみに、ウスターソースはスパイスを煮出して作っているので、カレーには合う訳です。

という事で、今回は昨日作った日本のカレーをご紹介しました。
残ったカレーも全部食べてしまいました、、、

最後までお読みいただき、ありがとうございました。