もう一杯カレーを食べたいと思って、難波の町を歩いていた。
syu syuカレー、黒岩伽哩、マドラスカレー、自由軒、サンマルコなどの店を見送った。
結局、新大阪の駅でカレーを食べた。
古典的な店がまえで、人目を引くような外見ではなかったけど、この店の方が異国大阪にふさわしい味がした。
コクとまろやかさ、酸味、辛み、そういうものがぶつけられてくるようで、食べ終わるまでに2回水を飲んだ。
また明日食べたいと思うけど、もう食べられないかもしれない。きっと味も、食べたことさえも忘れてしまうかもしれないと思うととても切ない。恋をしたみたい。
さらば麗しき大阪の人たち！