Palak Paneer

テイクアウトをしたカレーを店先で食べた。
ほんれん草、トマト、甘い玉ねぎ、にんにく、クミン、唐辛子がたったいま高温の油で加熱されたばかりで、カレーには勢いがあった。
角の立つ強固なパニールは、高い温度で溶け出して、にんにくと唐辛子がちなカレーを、少し白くして、なめらかにしていた。

たとえ自分が望んで、夢を持って来ていても、疑いの目を向けられ、統制される対象になり、時に自分の国に帰れと言われるとしたら、ほんとうにつらいだろうと思う。今回の旅で二週間を外国人としてすごして、そう思った。

とても暑かった夏が終わり、それをよろこびつつ、よく晴れた土曜日のウエストハムステッドは、やがて訪れる冬を前にして、何かの祝いのような明るさだった。
駅前ではファーマーズマーケットが開かれていた。