TOHOシネマズ渋谷にて映画『プーと大人になった僕』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】
A・A・ミルンによる名作児童文学をもとにしたディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を、初めて実写映画化。大人になったクリストファー・ロビンが、プーと奇跡的な再会を果たしたことをきっかけに、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく姿を描くファンタジードラマ。「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役などで知られるユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを演じ、「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督がメガホンをとった。かつて「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。月日が流れ大人になった彼は、愛する妻や娘とロンドンで暮らしながら、旅行カバン会社のウィンズロウ社で多忙な日々を送っていた。しかし、忙しすぎるゆえに家族との約束も守ることができず、思い悩んでいた彼の前に、かつての親友プーが現れ……。
(原題『Christopher Robin』 2018/アメリカ 配給:ディズニー)
引用:映画.com


URL: youtu.be

reference:YouTube



まいった。
オシさん、一人で号泣してしまった。
名作児童文学であり、ディズニーの大人気キャラクター。
「子供向きの映画」と一見思いがちだけど、これは完全に大人に向けた映画。
ディズニー実写映画としてまた一つ大名作の誕生。

原題は『Christopher Robin』です。
本作は“くまのプーさん”が何かを起こすとゆう物語と言うよりも、大人になったクリストファー・ロビンが「本当に大切なものは何か」を思い出す物語。

クリストファー・ロビンが子供の頃にプーと話した、「何もしないことは最高の何かに繋がる」。
大人になり、仕事に追われ、常に「何かをしている」クリストファー・ロビン。
仕事上で大きな問題が起き、その解決策として出した答えは「何もしない」ことだった。
変わってしまったクリストファー・ロビンとあの頃のままのプーが再会したことによって気づいたもの。

プーの台詞が本当に深い。
前に進むとき、「真っ直ぐ進む」と言うクリストファー・ロビンに対しプーは、「前に進むとき、僕はその場を離れる」。
この当たり前の言葉にハッとさせられた。
前に進むことはその道を進むことではなく、今いる場所、環境から離れることも“前に進む”ことなのだ。

そして最後のシーン。

「今日は何の日?」
「今日は今日だよ」
「昨日がまだ今日だったとき、来ないかもしれなかった今日」

深すぎでしょ。
哲学。
もう涙止まらなかったですよ。
『くまのプーさん』大好きになりました。
本も買ってしまった。
「ディズニーランドに行きたい」とゆう気持ちが芽生えました。
素晴らしい映画でした。