渋谷アップリンクにて映画『顔たち、ところどころ』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】 
フランス映画界の名匠アニエス・バルダと若手アーティストのJRが共同監督を務めたロードムービースタイルのドキュメンタリー。「ヌーベルバーグの祖母」とも呼ばれ、女性監督の先駆者としてカンヌ国際映画祭やアカデミー賞の名誉賞も受賞している88歳のバルダと、参加型アートプロジェクト「Inside Out」で知られる34歳のアーティスト、JR。親子ほども年の離れた2人がフランスの田舎をトラックで巡りながら、市井の人々と接し、作品をともに作り、残していくいく旅の様子を記録した。2017年・第70回カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、トロント国際映画祭の最高賞である観客賞など、各国の映画祭で受賞を重ねる。
(原題『Visages Villages』 2017/フランス 配給:アップリンク)
引用:映画.com


URL: youtu.be

reference:YouTube



「巨匠映画監督と若手アーティストのロードムービー」と聞いただけでなんかワクワクする。
そのワクワク感がスクリーンから溢れ出るハートフルなとても温かいドキュメンタリー。

顔には性格が出る、生活が出る、人生が出る。
名もない人たちの人生にもそれぞれの物語があり、誰もが自分の人生の主役。
だからこそ、誰の顔でもそれがアートになる。
いつかは消えてしまう作品だとしても、“その時、その場所”にいた人を撮ること、撮られること、そしてそれをアートにすること、このこと自体が本当の意味での“アーティスト”の仕事なのかもしれない。

日本で同じことをやろうとすれば色々煩くて出来なさそうなことを、誰もが笑顔で協力的にサラッとやってしまってるあたりが羨ましいなぁ…とかも思ったな。