テアトル新宿にて映画『寝ても覚めても』鑑賞。
出典:公式サイト
【作品詳細】
4人の女性の日常と友情を5時間を越える長尺で丁寧に描き、ロカルノ、ナントなど、数々の国際映画祭で主要賞を受賞した「ハッピーアワー」で注目された濱口竜介監督の商業映画デビュー作。第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。芥川賞作家・柴崎友香の同名恋愛小説を東出昌大、唐田えりかの主演により映画化。大阪に暮らす21歳の朝子は、麦(ばく)と出会い、運命的な恋に落ちるが、ある日、麦は朝子の前から忽然と姿を消す。2年後、大阪から東京に引っ越した朝子は麦とそっくりな顔の亮平と出会う。麦のことを忘れることができない朝子は亮平を避けようとするが、そんな朝子に亮平は好意を抱く。そして、朝子も戸惑いながらも亮平に惹かれていく。東出が麦と亮平の2役、唐田が朝子を演じる。
(2018/日本・フランス合作 配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス)
引用:映画.com
URL: youtu.be
reference:YouTube
日本とフランスの合作映画として知って少し納得。
二転三転する展開はどことなくフランス映画っぽい。
ただ、ちょっと詰め込み過ぎてる気がしたな。
「出会った人は昔愛した人と同じ顔」とゆう設定だけで十分面白いのに、そこに東日本大震災やALSとゆう問題なども詰め込まれててちょっと内容がブレる。
もっと主軸一本で描いても良かったんじゃないかなぁとは思ったな。
この映画のジャンルは何だろう。
一応「恋愛映画」であり、「ヒューマンドラマ」であるのだろうけど、こう書いたら失礼かもしれないけど、どこか「コメディ」でもある。
そして「ホラー」でもある。
笑っちゃうし、なんか恐いんですよ。
愛に逆らわず生きていけば誰かを傷つける。
失った人、時間を取り戻すことは簡単ではない。
それでも自分の気持ちに逆らわずに生きていく。
例え許されないことだとしても。
自分の愛に逆らわず真っ直ぐ生きる人間の危うさが溢れる作品。