池袋HUMAXシネマにて映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』鑑賞。
出典:公式サイト


【作品詳細】
2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿されて話題を呼び、ボーカロイドの初音ミクでオリジナル楽曲が制作されたほか、コミックエッセイ化など、さまざまなメディアに広がりをみせた、妻の「奇行」についての質問をもとにしたラブコメディ。結婚3年目のサラリーマンのじゅんが仕事から帰宅すると、玄関で妻のちえが血を流して倒れていた。じゅんはあわてて介抱するが、血はケチャップで、ちえは死んだふりをしていただけだった。妻はその理由は言わず、ただ笑うだけ。それ以来、ワニに食われる、銃で撃たれる、頭に矢が刺さっているなど、毎日のように死んだふりをする妻に、じゅんは呆れながらも徐々に不安を覚えるようになる。榮倉奈々と安田顕がダブル主演で夫婦役を演じ、「デトロイト・メタル・シティ」「神様はバリにいる」の李闘士男監督がメガホンを取る。
(2018年/日本 配給:KADOKAWA)
引用:映画.com


URL: youtu.be

reference:YouTube



ナーメテーター。完全にナーメテーター。ごめんなさい。本当にごめんなさい。心からごめんなさい。
映画化が発表される前にこの夫婦がネットで話題になっているのは知っていました。面白い話ではあるけど、だからと言ってこれを映画化して何を描くのだろうかと。
予告編が流れ始め、確かに榮倉奈々さんは可愛いけど「ようはそれだけの映画でしょ?」と完全にナメきった気持ちのまま観に行ったのですが、もう一度言う。

本当にごめんなさい。

宇多丸さん案件で言うところの“ナーメテーター作品”です。
ちょっと面白すぎました。前半は怒涛の妻の死んだふりで笑いを重ねるのですが、後半にはもう私は涙が止まらなかった。物凄く良くできてる脚本。

あーだこーだ言ったところでこの映画は意味はない。とにかく観てもらえれば絶対に楽しめる。私のようにあらすじだけでナメてる人たちいっぱいいると思うけど、この作品に関してはそれは絶対にもったいない。本年度の邦画でもかなり上位作品だと思いますよ。

妻がなんで死んだふりを続けるのか…最後のシーンでグッとくる。それは答えを出すものではなく、それぞれが考えることが答えなんだと。

ちなみに、榮倉奈々さんの可愛さは期待通りでした。
いや、それ以上かも。
マジで可愛すぎた。
あんな嫁が欲しい。
あんな嫁が出来たら“死んでもいい”。