2024年02月03日に西葛西に新たなレストランがオープン。ハラール多国籍料理とあるが、店名から考えてケーララ出身スタッフが営んでいるのかもと目星をつけ、少ない情報をかき集めてみるとどうやらビンゴっぽい。これはぜひ行かなくてはと思い、大変遅まきながら2024年04月12日(金)、遅めのランチ・タイムに訪問。
訪問時の布陣は、コルカタ・ムスリム・ブラザーズの2人と、ケーララ・ヒンドゥー1人の計3人。途中で配達から戻ってきたのがケーララ・ムスリムのオーナーだと思われる。
先客のタミル・ヒンドゥー5名が女子会。女子会は国や民族や宗教を問わず、にぎやかですな(笑)。
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コルカタのニキ激推しの avocado milk。オイシクナカッタラ、オカネイラナイ、と言われたが、そもそも美味いし、万が一マズくても払うに決まってんだろ(笑)。マズいって言って無料にさせる乞食がいるのかな。
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付属の fresh vegetable salad には市販の胡麻ドレ。
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sambar (樹豆と野菜の煮込み)。おぉ、地味美味いヤツだ。
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rasam (スパイシー・サワー・スープ)。これも美味しいな。 sambar と rasam が美味しい時点で勝ちが確定したようなもの。
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cheera kootu (ほうれん草と豆の煮込み)。ニンニクが具材のように多めに使われていて、今回の中では一番華やかな味かな。
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cheera ulli thoran (ほうれん草と玉葱のココナッツ蒸し炒め)。玉葱も含め、ちょっとしっとり目の仕上がりで、これも地味美味い。
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kaitha chakka pachadi (パイナップルのヨーグルト・ココナッツ和え)。ヒングの加減、ヨーグルトとココナッツの割合、完璧だ。具材のパイナップルも小さい刻みになっていて、入れ過ぎてないのも現地の大衆食堂っぽくて良い。
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carrot mullangi achar (人参と大根の漬物)。塩加減や辛さを割と抑えたタイプで、これまた地味美味い。
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デザートの他、papadam (豆粉薄煎餅)、basmati rice (インド香り長粒米) を含めた全景画像もご査収くださいまし。全体的に地味美味い vegetarian meals がすっかり気に入ってしまった。
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追加でオーダーした beef ularthiyathu (ケーララの・ビーフ・フライ)。レッドアーリーとレモンが乗っていて全然見えないな。
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で、トッピング類を避けてみた図。グレイヴィを纏ったセミドライではなく、ちゃんとドライに仕上がっている。スパイス使いも過剰でなく、辛味は一緒に炒めた pacha mulaku (青唐辛子) が担うから、苦手な人は外せばいい。肉はめちゃくちゃ好みの柔らかめのテクスチャー。うんま~。
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デザートは semiya payasam (ヴェルミツェッリのミルク煮スウィーツ)。かなり細かい麺を使っていたようだ。で、ありがちなカルダモン突出味でなかったのがまた良い。こういうとこも好み。
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ケーララと言えば、やはり sulaimani chai (ケーララのレモン・ティー)。現地で飲んだ時には砂糖入りだったけど、ここのはノン・シュガーで助かる。
食べている途中ですでに、遠いけどまた絶対来るぞ~、と心に誓う。あまり話題に上らないのが不思議。
ごちそうさま。