新大久保界隈でバングラデシュ料理を食べたくなったら、選択肢は2つ。一つは Sabiha、もう一つは Sarsina。まあその他にもスナックが買える Mira Food とかもあるけどね。

 

で、2023年01月04日は某店で食事をして2軒目はどっちかに行こうと思っていたが、Sabiha は休業だったので自動的に Sarsina へ。

 

 

イート・イン・スペースが拡張されてからは初訪問。めっちゃ広くなってる~!!!

 

中に入ると、シェフがミネラル・ウォータルを持ってきてくれた(結局飲まずに置いてきちゃったけど)。ペットボトルが出てくるのは現地っぽくてテンション上がるよね。

 

この日オーダーしたのは illish machh bhaja diye khichdhi / illish khichdhi (バングラ国魚ヒルサの揚げ焼きと豆ご飯)。公式ツイートによると、バングラデシュ人にとって特別な料理、とのこと。辛さを聞かれてつい「普通で」と答えたが、kancha lonka (青唐辛子) がかなり使われていて結構辛いぞ(笑)。そう言えば Sarsina は料理が全体的に辛めだったか。

 

illish machh bhaja のクロウス・アップ画像もご査収くださいまし。久しぶりに illish を食べて、細かい骨が多くてちょっと面倒なことを思い出した。美味しくて好きだけどね~。

 

khichdhi の上に vorta / bhorta (マッシュした和え物) が2種類乗っていた。良く分からなかったが、片方は chingri machh (海老) で、もう一つは loitta machh (ボンベイダック) かしら。ちゃんと聞けば良かったな。ちなみに Bombay duck という呼称でもダックじゃなくてフィッシュのことなのでややこしい(汗)。さらに、現地の一部の人はこの魚を nihari と呼ぶこともあるらしく、このあたりで南アジア料理愛好家の皆さんは頭を抱えて泣き出すことになる(笑)。

 

khichdhi は薄い味付けなので、味が濃い目の vorta / bhorta を混ぜ込んで食べるとちょうど良い感じになる。それにしてもまあまあ量が多いのう。

 

一口に khichdhi と言っても大別すると、ドライ仕上げの bhuna khichdhi と、おじやとかお粥みたいな patla khichdhi の2種があるというのが自分の薄っぺらい知識を基にした認識。今回のコレはどう見ても bhuna のタイプなのだが、シェフが言うには少し違うらしい(←何とかって言っていたが、良く分からなかったので割愛)。このあたりはちゃんとした有識者の解説がないことにはどうにも分からない領域だな。

 

付属の doodh cha (ミルク・ティー) は甘くするかどうか聞かれ、甘くする方をチョイス。こんなグラスで出てきたので、あれっ、アイスか?と思いきやホット(笑)。あ~良かった、ホット一息、みたいなダジャレを言わなければならない流れになってしまったが、これは致し方ない。

 

オプションでデザートがいくつか用意されていて、大好きな mishti doi (スウィート・ヨーグルト) をオーダー。

 

クロウス・アップの図もご査収くださいまし。もうちょっと固まっている方が好きだけど、それでもやっぱり美味しいな。

 

大量の米を平らげ、その上にデザートをオーダーして腹パンになっているにもかかわらず、サルヴィスで dudh chitoi pitha / dudh vejano chitoi pitha / dudhe bhejano chitoi pitha (米粉蒸しパンのミルク漬け) もいただいた(笑)。ざらざらしているように見えるのはココナッツ・シュレッド。これ、以前にバングラデシュの家庭料理を食べる会A会長がツイートしていたスウィーツだが、そのツイートだと蒸しではなく型に入れて焼くヴァージョンだった。作り方も地域や個人で様々なのだろうな。

 

なお、これはメニューに表記がなく、どうやら試作品らしい。今後、正式にオンメニューになるかも知れないな。

 

食事スペースも広くなって利用しやすくなったことだし、興味深い料理が次々と出てきたりするので、もっと頻繁に行かないとアカンな。反省反省大反省。

 

ごちそうさま。

 

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※参照過去ログ

 → おさかな天国だった日 / サルシーナハラルフーズ ( Sarsina )【新大久保】