※閉店して近隣の同経営のインディアンハウスと統合されました。

川崎市高津区下作延でスリランカ食材の卸売りを手掛けていた株式会社エムアールトレーディング(2017年03月09日設立)。で、2020年11月11日からは、その倉庫を改装して小さな店舗販売スペースを作り、APE KADE (our shop の意味) として小売もスタート。スリランカ専門の食材店は貴重だから、そのうち行ってみようかなと思ったのも束の間、2022年01月には現在の場所(川崎市高津区久末)に移転。そして2022年02月23日からは何と待望のイート・イン/テイク・アウェイ両方可能な食堂がスタート。
 

料理提供の情報はだいぶ前にゲットしていたものの、長らく放置してしまったな。ということで、2022年10月13日(木)、横浜市営地下鉄グリーンラインの東山田駅から徒歩で訪問。

 

 

店頭には鉢植えの karapincha (カレーリーフ) が。看板にはしっかりメニューも貼ってある。

 

 

入店すると、独立の手洗い所があるのを確認できる。手食派のお客さんも安心。

 

 

で、まずは例によって ginger beer (生姜の炭酸ジュース) を。通称「ビヤる」。

 

日替わりプレートのノン・ヴェジは harak mas (牛肉の煮込み) をチョイス。

 

ala kiri hodi (ジャガイモのココナッツ・ミルク煮込み)。これホント好き。

 

bandakka thel dala (オクラの油炒め)loonu (玉葱) も少し入っていてとても美味しく仕上がっている。

 

左が fresh pol sambol (生のココナッツ・フレイクの和え物)。右が fried pol sambol (軽く炒めたココナッツ・フレイクの和え物)。本当はこの日は生の方だったのだけど、間違えて両方乗せたらしい。間違えてくれてありがとう!おかげで食感の違いやココナッツの風味の違いも楽しめた。

 

この日は fried fish が乗っていた。魚は鰯。美味しくて丸ごと全部食べられる。

 

papadam (豆粉薄煎餅) keeri samba haal (スリランカ小粒米) を含めたプレートの全体画像もご査収くださいまし。この日のお米は jasmine keeri samba からチョイス可能だった。そりゃもちろん keeri samba よね!

 

セットに付くドリンクで〆める。チョイスしたのはホットの Ceylon teatal hakuru (ジャガリー) が付いてくるのが、そのままかじっても良し、Ceylon tea に入れても良し。

 

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そして帰宅してから、テイクアウェイの chicken kotthu roti (刻みフラットブレッドと肉野菜の炒め物)。ややウェッティな仕上がり。それにしても、小麦粉、玉子、鶏肉、野菜類とバランス良く入っていてスーパーフードやな。

 

しっかりと kukul mas kariya (鶏肉のグレイヴィ) も付いてくる。玉葱成分の多いグレイヴィで、どことなくインド料理っぽさもあるような感じ。

 

ツー・ショット画像もご査収くださいまし。

 

ぶっかけてみた図。てっきりグレイヴィのみかと思っていたが、しっかり肉も入っていた。すでに kotthu にも入っているのに素晴らしいな。

 

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この日は男性スタッフ2名体制で、一人は多分オーナーさん。コロンボから少し離れた「象の孤児院」の近くのご出身のブディストだそう。皆さんも良く知るあんな店やこんな店にも食材を卸しているとのことだった。もう一人は来日して20年ほどになるガルワール出身のインド人さんだった。お二人とも日本語が通じるので、次のお客さんが来るまで色々お話させていただいた。感謝。ちょっと辺鄙な場所だけど、是非また食べに行きたい。

 

ごちそうさま。