お世話になっている Arjun さんのお店 Purna Deep (通称:高砂部屋) がオープンしてから、早いものでもう一年。最後に日本橋ナワブでお会いした時に、コロナで諸々の計画が停滞していながらも、新店の色々な構想を聞かせていただいたのが思い出される。
 
最近は緊急事態宣言下でもあり、同じ都内と言えども長距離の移動は極力避けていて、しばらくご無沙汰していたが、一周年記念ということで、空いていそうな時間帯を狙い、2021年08月01日(日)のランチ・タイムに訪問。飛沫感染防止のシートなども取り付けられていて良い感じ。
 
オーダーはもちろん The 1st Anniversary Special Set に決まっている。お店に向かう途中で「残り僅か」のツイートが出たので、慌ててDMしといて良かった。ということで、まずは fresh vegetable salad から。
 
そして悶絶したのがこれ、kukhura ko jhol (鶏肉のスープ・カリー)。スパイシー、スーピー、オイリーと三拍子揃った典型的ネパール料理。これを一口すすっただけで、来て良かった~と思える。
 
dal (豆のスープ)。数種類のミックスかな。余計なことを一切しない、どストレートなヤツ。
 
mula ra alu ra kakro ra gajar ra hariyo kerau ko achar (大根とジャガイモと胡瓜と人参と緑豆の漬物)。ただでさえ美味いのに、スペシャルとあってか、たっぷりの量。これではお米がいくらあっても足りなくなってしまうではないか。
 
左は mutton chhoila (茹で焼きマトンのスパイス・マリネ)。いやホント美味いな。いくらでも食べられてしまうような味付けだ。右は珍しく jhinge macha pakoda (海老の天ぷら) が登場。ここでは海老の料理って食べたことなかったかな。きっとお祝いセットなので、チキン・マトン・海老と、贅沢な組み合わせになっているのね。
 
左は定番の golbheda ko chutney (トマトのディップ)。フレッシュなトマトと hariyo khursani (青唐辛子) がピリピリ染みる最高のアクセント。右は saag bhuteko (青菜炒め)
 
basmati rice (インド香り長粒米) を含めた全景画像もご査収下さいまし。この日は basmati rice のコンディションが非常に良くて、自重せねばと思いつつもお代わりをいただいてしまうことに。
 
デザートは sewai kheer (ヴェルミツェッリのミルク煮)。ドライ・フルーツやナッツなどがトッピングされて華やかさを演出。地方によって呼び名は異なるが、インド各地やパキスタン、バングラデシュでも同様のデザートがある。
 
masala chiya (スパイス入りミルク・ティー)。濃厚で美味しいいつもの味。これを飲みながら持ち帰り分の用意を待つ。この日はピーク時間帯を過ぎて休憩時間に近くなるまでお客さんが入り、かなりお忙しそうだった。皆さん、美味しいものがどこにあるか良く分かってるね。
 
記念のお土産にいただいたのは sel roti (米粉の揚げドーナツ) nariwal ko laddu (ココナッツ入りのスウィーツ)sel roti はレンジで少し温め、laddu は冷蔵庫で冷やしてベスト・コンディションにしてから美味しくいただいた。
 
そして翌日は、テイク・アウェイした mutton sukuti (マトン・ジャーキー) を。
 
そしてもう一つは mo:mo sadeko (ネパール式ダンプリングの野菜とスパイス和え)。さすがに6ピースは思った以上に腹持ちが良く、この日の食事は、持ち帰り分の二品だけで済ませた。
 
Arjun さん及びスタッフの皆様、一周年おめでとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
ごちそうさま。
 
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※参照過去ログ