2019年04月15日(月)、諸事情により(偶然にも機会に恵まれ)、神奈川県のど真ん中に広がる東南アジア、いちょう団地を再訪。
※前回の訪問に関してはこちらを参照
小田急江ノ島線の高座渋谷駅から、花見をしながら歩いていちょう団地を目指す。
今回目指したのは、前回訪問したタンハーではない。サイゴンもこの時間帯はアイドル・タイム。ということで、金福が隣の店舗で一年以上前にオープンしたバイン・ミー・ヴィエに。他の食堂に比べるとなぜか圧倒的に情報が少ない。
卓上には数種の調味料が用意されている。よく見るとテーブルごとに置かれてるものが違っているが(笑)。
中からヴェトナム人のお姉さんが出てきて、お茶を持ってきてくれた。
banh mi の専門店かと思いきや、店舗の大きさに比べて結構充実したメニュー構成になっている。
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ということで、オーダーしたのは bun bo hue (ヴェトナム中部の牛肉麺)。もう少し辛いのを予想していたが、そんなに辛くない。
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別盛りで、レモン、もやし、レタス、rau mui / ngo (コリアンダー・リーフ)。中々イケてるね~。
↑中には豚コラーゲン(笑)が入っていた。
そして衝撃だったのはコレ。焼豚のつまみでも食べようかと思い、写真をチラッと見ただけでオーダー。で、出てきたのは banh hoi (蒸し米粉麺) - heo quay (皮付き豚のカリカリ焼き)。あっけにとられていると、お姉さんが手袋をして登場し、ライス・ペーパーを濡らして、そこに野菜類と米粉麺と焼豚を置いてクルクル器用に巻く、というデモンストレーションが行われた。野菜は、大葉、サニーレタス、胡瓜、人参と大根のなます、rau mui / ngo、フライド・オニオン。
あとはセルフで、というシステムのようで、実際に自分で真似してやってみたが、これが中々面白い。まあ、一人でニヤニヤしながら黙ってやるよりも複数人でワイワイ言いながらの方が楽しそうだが。
巻き終えたら付属のタレにつけて食べる。好みに応じて卓上のチリ・ペーストを加えるとのこと。元のタレは辛味がないので少し入れてみたら確かにちょうど良い感じに。
なお、この heo quay は薄味が付いていて、単体で食べてもかなり美味しい。
せっかく店名にあるのだからと思い、お土産も。これがテイク・アウェイの banh mi thit (ヴェトナム式肉入りサンドイッチ)。パンの火入れに5分くらいかけてキチンと作ってくれる。辛味ペーストも入れてもらった。
しかし、現地へ行ったことがないのに、ものすごく現地を感じられるのは一体どうしたことか。やはり、いちょう団地にはまだまだ潜入しなければならなそうだ。
ごちそうさま。