ケララ新年ヴィシュ祭お祝いミールスがある、という店主サッシーさんのツイートを見て、2018年04月18日(水)に久方ぶりの訪問。
事前にメニューをチェックしてみたが、相変わらずカタカナ表記が独特で、料理が一部分からない(笑)。
↑
まずは、特にメニュー表記のないサラダ。日本橋ナワブの場合と同様に、断らずにいただく。
↑
バナナ・リーフが敷かれ、サッシーさんが一つ一つ料理名を言いながら盛っていく。最初メニューを見た時は「ポリヤンジーって何だ?」と思ったが、よく考えたらアレかな、と思って行ってみたらやっぱりアレ。そう、手前の茶色いのはプリ・インジ(タマリンドと生姜のペースト)。そしてその後ろはチェル・ナランガ・アチャール(小レモンの漬物)と、カヤ・ワラタトゥ(バナナ・チップス)、その後ろのピンクはビートルート・パチャディ(ビーツのヨーグルト・ココナッツ・ソース和え)、白いのはパワッカ・キチャディ(ゴーヤのマスタードのチャツネ)、一番右は小ぶりのパラム(バナナ)。
↑
左からアヴィヤル(細切り野菜のヨーグルト・ココナッツ・ソース和え)、記載がなかったポリヤル(野菜のスパイシー蒸し炒め)、マタンガ・エリッセリ(カボチャと豆のカリー青バナナ入り)。タミル式とは違い、ケララ式のアヴィヤルは汁気がほとんどないタイプ。
↑
左から、マタンガ・エリッセリ、モリンガ・サンバル(ドラムスティックの豆カリー)、タッカリ・ラッサム(トマトのスパイシー・スープ)。可食部が少ないとは言え、やはりモリンガが入っていると気分がアガる。そして、ラッサムにはヒングが強めに効かせてあり、超好み!
↑
左からカーラン(青バナナ入りヨーグルト・カリー)とオーラン(冬瓜とインゲンのココナッツ・ミルク・カリー)。オーランにはロビヤ豆を使うのが定番のようだ。
↑
チョール(米)は{ロゼ}マッタ・ライス又はクタリ・ライス(ケララの赤米)。大きな揚げタイプのパパダム(豆粉薄煎餅)が付く。日本のインド料理好きの人は「マッタ」と呼ぶ人が多い印象である一方、シンガポールのケララ料理店では店員さんが「クタリ」と言っていた。パラパラで割と丸みのあるお米。世間的には好き嫌いが別れるようだが、自分としては好きな方。
サッシーさんに勧められるまま、これとほぼ同量の米をお代わりしてしまった。てか、おかずがすんごく多いってことなんだけど。サンバルのお代わりも勧められたが、他のおかずがまだ沢山残ってたので自粛。
↑
単体で食べるとボヤけるアイテムもあるため、色々少しずつ混ぜながら味の変化を楽しむ。
↑
デザートのエラ・アダ(米粉のクレープ・ジャガリー入り)。ケララのご当地スウィーツの一つ。
葉っぱをめくってみた図。蒸して温かいまま供される。
本体までめくってみた図。フィリングのジャガリーが丸見え。もっちもちの食感で美味しい。
メニュー表記になかったチャイ(ミルク・ティ)で〆る。店員さんが目の前で、お約束のエア・ブレンドのパフォーマンス。カッコいいよね!
「あれ?料理の全景写真がないけど、どうしたんだよ!いつもは載せてるじゃん!」と思った人がいるかも知れない。実は、食べ終わった後に気付いたのだが、
あ、撮り忘れた!
ということで。カレー・インスタグラマーなどという実態不明のカタカナ職業を生業とし、カレーの写真を撮ることを唯一の目的としている人たちなら切腹ものなのだろうが、幸い自分は食べるのが目的なので「あ、忘れちゃったあ、てへへ」で終了。全景写真を楽しみにしていた皆さん、
ごめんねごめんね~!
ケララのスペシャル・ミールスはやはりココナッツとバナナまみれであり、とにかく豪勢で大満足。次回のスペシャルも楽しみ。
ごちそうさま。