※閉店しました
2016年06月15日、大久保通りと明治通りの交差点近くに、アジアン居酒屋がオープンした。と言ってもインネパ店がタイのガパオ・ライスやヴェトナムのフォーとかをメニューに加えた最近流行りの多国籍軍ではなく、実質的にはこの界隈でのスタンダードなネパール居酒屋。
行こう行こうと思いつつ、この界隈に来るとやはりJR新大久保駅や大久保駅近辺のお店にばかり行ってしまい、東新宿駅の方が近いこのお店は後回しになっていたが、11月05日にやっと訪問できた。
恒例のメニューチェックから。
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ランチ・メニュー。ネパール料理に関しては、kukhura ko masu (鶏肉煮込み) or khasi ko masu (マトン煮込み) のセットの他、ベイシックな dal bhat と 豪華な dal bhat みたいな感じ。sukuti (ジャーキー) の入った tas set も用意されている。これは一応ランチ・メニューとなっているが、通し営業していてランチ・タイムが何時までかが不明なので、夕方でもオーダー出来たりする(笑)。
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ネパール料理のメニュー。sekuwa、sukuti、choila などのファンダメンタルなネパールおつまみはきちんと揃っている。mo:mo や chow mein といったポピュラーな料理も当然ながらラインナップ。が、これで終わらないのがこの界隈の凄いところ。
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見逃せないホワイト・ボード・メニュー(実は店内にこれと同じ内容でネパール語表記のものもあり)。お~、やはりこの店も phapar ko dhido (蕎麦がき) のセットがあるな。マジェリ・スペシャル・セットというのは dal bhat masu tarkari achar の豪華ヴァージョンだそう。ブトゥワ(内臓)もあるし、sekuwa (肉串焼) に pangra (砂肝) やボンジリなどの部位を使用してヴァリエーションを持たせているのが良い。チリもその2つだけでなく普通の chicken chilli も別に壁に貼ってあった。そして、やはり🐟chiura が気になりますな(笑)。
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ここは居酒屋だが、下戸なのでまずは lassi (ヨーグルト・ドリンク) で喉を潤す。
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今回は tas set にしてみた。bhuja (甘くないポン菓子) の他、khasi ko sukuti (マトン・ジャーキー)、alu ko achar (ジャガイモの漬物)、bhatmas sadeko (大豆の和え物)。特に sukuti と achar は好みの仕上がりで嬉しい。
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別アングルから。chiura (乾燥押米) や bhuja は汁物がないとちょっとツラい。
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なので、jhol mo:mo (ダンプリング・スープ) もオーダー。で、その jhol (スープ) を bhuja にぶっかけて食べると丁度良いのだ。まあ、スープが alu tama (ジャガイモと発酵筍) ならなお良いのだけど。
sekuwa もちょっと試してみたかったが、満腹になってしまい断念。後から来たお客さんがオーダーしていたチリ・アイテムもなかなか良さげだったし、dal bhat も評判が良いようなので、近いうちに再訪したい。
ごちそうさま。
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こじんまりとしてアット・ホームな雰囲気。愛想の良いネパールのお姉さんもお兄さん(Tripathi君)も、割と日本語は通じるし、日本の居酒屋メニューも充実しているので、ネパール料理に興味のない人を連れて行っても問題なし。