※閉店して巣鴨店と統合しました。

まさかの2号店が隣の大塚駅に08月16日(火)オープン。わざわざ電車に乗らずに歩いてもすぐの距離。これは一体どうしたことかと思ったら、こちらの厨房はヌンさんが担当。もちろん、プルジャ・ダイニングの話。

巣鴨の名店の2号店とあっては、もちろん行かないわけにはいかない。場所だけ確認して早速、08月24日(水)に突撃してみると、入り口が普通のマンションの玄関ドアみたいで中が見えず、ちょっと開けるのに勇気が必要かも(笑)。

お店は小上がりの座敷席が中心。最初、そちらに案内してくれたが、膝が痛くて苦手なのでカウンター席に座らせてもらう。

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暫定的セット・メニュー。ダル・バートやディードはメジャーになってきた感があるが(←そうでもないか)、グンドゥルックのセットがレギュラーであるのはまだまだ珍しい。

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暫定的一品その他のメニュー。お、プルジャ・セットができてる。「ニク、スガモハ、トリトヒツジ、コッチハ、ブタ」とヌンさん。懸命に日本語でコミュニケーションしているヌンさんが頼もしい。巣鴨にいた時はプルジャさんが同時通訳してくれてたけど、こちらは相方の女性も日本語は分からないみたいなので、ヌンさん頑張って!

ということで、大塚店の肉料理は豚オンリーにして巣鴨店と棲み分けるらしいことが判明。なるほど、メニューはブタ・サデコ、ブタ・ブテコ、ブタ・チャオミンと、豚まみれである(笑)。メニューには明記されていないが「モモモ、スクティモ、ゼンブ、ブタ」とのこと。「ワタシ、マガールゾク、ブタ、タベマス」そうか、ヌンさんはマガール族か。あれ、でもプルジャさんもマガール族だよな。プルジャさんは巣鴨で豚肉料理出さなくなっちゃうのかしら。それはそれで残念だなあ。

sungur jo sukuti

ということで、スングル・コ・スクティ(ポーク・ジャーキー)を。美味いね〜。やっぱりプルジャ・ダイニングの味だ。というより、巣鴨でもすでに何回かヌンさんが作った料理は食べてるから、まあ当たり前か。

sungur ko momo

さらに、スングル(豚)のモモを。これもめっちゃ美味〜い。この包み方、オーソドックスな丸いタイプよりはるかに難しいんだよな。以前にネット動画で見て真似してやろうとしたら全然出来なかった(笑)。ゴルベラ(トマト)のつけダレは割と抑え気味の味で、モモの肉の味を邪魔しない感じに仕上がっている。メニュー外だが、スープ・モモもできるようなのでそのうちに。

gundruk ko jhol

今回はダル・バートではなくてグンドゥルック・コ・ジョル(乾燥発酵野菜のスープ)のセットで。と言ってもプルジャ・ダイニングのは豆(ダル)が入るからダル・バートと言えなくもないか。サーグ・ブテコ(青菜炒め)は他のおかずとのバランスを考えてか、超薄味。ムラ・コ・アツァール(大根の漬物)も無限に食べられるご飯のお供。ヌンさんのご飯の炊き方も好きだなあ。スープ物にはこの炊き方だね。

一駅離れた新大塚には、ハードルの高いインド料理の名店カッチャル・バッチャルがあるものの、大塚駅周辺となると、今ひとつパッとしなかった。ところが突然マレーシア・シンガポール料理のラムリが出現したり、このプルジャ・ダイニングの2号店のオープンでにわかに騒がしくなってきた。次回訪問時はサデコかブテコで決まりだな。あ、豚肉料理のことね。もちろん、メニュー外の料理も楽しみ!

ごちそうさま。