11月19日(木)、久しぶりに西大島の南インド料理マハラニを、ディナー・タイム訪問。

カジ・エンタープライズ株式会社(社長はオーナー・シェフのサイキ・シェデック・カジさん)が手がけるレストランの一つで、オープンは2015年06月05日。本店はここから徒歩数分のところにあるインド料理マハラニ(←ややこしいな)。他にも、南砂町には2014年03月13日にオープンした南砂店がある。2012年10月01日にはなぜか茨城県に店舗展開し、水戸店をオープンしたが、残念ながら今はもうクローズし、現在では上記の城東3店舗体制となっている。

masala vada

せっかくの南インド料理店なので、まずはマサラ・ワダを。外側のパリパリの食感と、内側のホクホクの食感が楽しめる、個人的に好きなティファンの一つで、このお店ではミント・コリアンダー・チャトニが付いてくるので、このタレをつけていただく。揚げ立てで美味しいね。もっと食べたい(笑)。

meals

で、本日のお目当て、南インドのノン・ヴェジ・ミールスをオーダー。ラインナップは、茄子とドラムスティックと茄子のサーンバール、ラッサム、インゲンのポリヤル、タイル(ヨーグルト)、マトン・カレー(←チキンカレーとのチョイス)、ライム・ピックル、パパド、チャパティ2枚、ライス。まあ、生野菜サラダは要らないんだけどなぁ(笑)。

割とオーソドックスなサーンバールで良い感じ。サラサラタイプのラッサムにはヒングが強く感じられ、思ったより攻撃的で好みに合うね。ポリヤルもしっかりココナッツ感のあるタイプで、これも好印象。お店によってはこれじゃ南のポリヤルじゃなくて北のサブジじゃん、と思っちゃうほどココナッツ感のないポリヤルが出てきて(←もちろんそういうタイプもあるのは承知してはいるけど)ちょっとがっかりすることもあるのだが、これはガッツリ系で自分好み。マトン・カレーは、例えばマトン・チェティナードゥのようなスパイスがガッツリで香り高めのタイプではなく、良く言えばオーソドックスなタイプという印象を受けた。ライスは少な目だが、お代わりは出来るようだし、他にチャパティが2枚付いてきて結構お腹いっぱいになる。このチャパティがまた美味しくて好みだった。

chai

食後のホット・チャイ。

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masala dosa

オープン後間もない06月05日にランチ訪問した際のドーサ・セット。生地の酸味はそれほどではなかったが、これを焼いたシェフはかなり腕が良さそうだった。サーンバールもココナッツ・チャトニも全て好みに合うものだった。

masala dosa 2

サイドからチラ見せ(笑)。

mango lassi

食後のドリンクはマンゴー・ラッシー。元々リーズナブルな価格設定なのにオープン記念で20%割引までしてもらっちゃってホント申し訳ないm(_ _)m。

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paneer tikka

参考までに、以前に南砂店にディナー訪問した際のパニール・ティッカ。この時はタンドール担当シェフが不慣れらしく、カジさんが指導していた。これはあまり好みじゃなかったかも。

malai tikka

その時のマライ・ティッカ。こっちは割と好きだな。

goa fish curry

その時のゴア・フィッシュ・カレーとライス。南を謳わないインド料理店では余程のことがない限り「たとえメニューにあっても南やゴアの料理はオーダーしない」を個人的な鉄則にしているが、何を思ったかこれをオーダー。好みには合わなかったが、これは全面的に自分の責任(笑)。

mango lassi

マンゴー・ラッシーでフィニッシュ。

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オープンして一週間でシェフが辞めちゃったりしてバタバタした時期もあったようだが、もう落ち着いてきた頃かな。城東地区は錦糸町のヴェヌス、清澄白河のナンディニ、西葛西のアムダスラビーなど強豪の競合店がひしめく中、ここは忘れてはならないお店だと思う。他のメニューも是非試したい。

そして、南インド料理もいいが、まだ本店には行ったことがないので、いつかは予約してカジさんのお得意のインディアン・チャイニーズやベンガル料理をいただける機会に恵まれるといいな(まあ、でも最近はそういうメニューもこの「南」の方のお店でも少しづつやり始めているようなのでちょっとそそられる)。

ごちそうさま。