第7期大学院の皆様、卒業おめでとうございます!そして第8期の皆様、宜しくお願いいたします! | カレー大學(カレー大学)のブログ

カレー大學(カレー大学)のブログ

カレー大學(カレー大学)は、特許庁に商標として登録。日本でカレーを学ぶ最高峰のカレーの市民大学と言えるでしょう。カレー大學(カレー 大学)を基本の学び場として、さらに学びたい方にはカレー大学院、プロを目指す方はカレー博士コースの上級課程を用意しています。

こんにちは!

カレー大學事務局です。

 

ゴールデンウィークも終わり、そろそろ夏に向かって体調を整えていきたいですね!

夏の熱中症対策などはもう今から始めていくのが良いそうです。

汗を上手にかくことが必要だそうですから、スパイシーなカレーをはふはふ食べるのも対策の一つとして効果ありかも!

上手に好きなものを取り入れながら、体調管理気をつけていきましょう!

 

さて!GWを挟んですっかりのんびりしてしまい大事なニュースが遅くなってしまいました驚き

第7期カレー大学院の卒業式が無事行われました〜〜〜卒業証書

 

今回は卒業生の方々のプロフィールなども取材しました!

残念ながら、ドクターを本職としていらっしゃる方が当日いらっしゃれなかったので、そちらは後日ご紹介させていただきますね〜ニコニコ

以下、レポートです爆笑

 

     ダウン     ダウン     ダウン

 

「カレーのスペシャリストになりたい!」と挑んだ卒業生たち。2023年4月22日(土)、東京・神田エッサム神田ホールで、カレー大学院の「2022年度(第7期生)修了証書授与式」が行われました。全国から会場入りした卒業生たちは、満面の晴れやかな表情をしていました。

より専門的なカレーの知識と実践的な調理の技能を、井上岳久(いのうえ・たかひさ)学長やカレー調理のプロである銀座デリーの田中源吾(たなか げんご)特別教授)から学び、次の目標に向かう卒業生たちの修了証書授与式をレポートします。

 

第1部   基調講演

「電子書籍の現状を知りカレーで自著本を出そう!」

 

講師:ごきげんビジネス出版 光 成治 氏

 

 

会場では、講演前からお互いにカレー情報を教えあったり、電子書籍の企画案を見せて感想を聞くなど盛り上がり、電子出版に興味津々の様子です。

 

いよいよ午前10時から、クラウドサーカス株式会社ごきげんビジネス出版の光 成治(ひかり・せいじ)さんを講師にむかえ、基調講演がスタート。

↑「電子出版の世界を知りカレーで自著本を出そう!」をテーマに講演する光さん

 

 

講演では、出版業界の近況や電子出版の基本、そのメリット、出版方法などについて具体例を出しながら分かりやすく丁寧に説明。本を出すときのポイントについても詳しい説明があり、卒業生たちは熱心に聞き入っていました。

 

 

↑電子出版の企画案を発表する須賀井さん

 

講演後半は、卒業生によるカレー関連書籍の企画案の発表です。中には、実際に電子出版を検討している方もいて、具体的な作品見本を添えて発表したり、現在の仕事の中で発案したオリジナルレシピのアイデアを発表する人もありました。

光さんは、そのアイデアに対する感想や注意点、実際に出版するまでのさまざまな取り組み方などを、一人一人にアドバイス。卒業生たちは、丁寧に書き込まれた企画案発表に感心しつつ、講師に気軽に相談できるという安心感もあり、電子出版への意欲をますます刺激されているようでした。近い将来、卒業生の中から、新しいカレーの魅力を引き出してくれる「カレー専門家の著者」が現れるかもしれません。

 

 

 

達成感と憧れのコックコート!修了証書授与式

 

講演後、いよいよ、修了証書授与式となりました。

 

今回は、後輩となる「第8期生」の院生を前にしての授与式。

少し緊張ぎみの卒業生たちでしたが、井上学長より一人ずつ修了証書と記念のコックコートが渡されると、後輩と同期の仲間たちから盛大な拍手が送られました。一気に緊張もほぐれ、達成感と憧れのコックコートに満面の笑顔です。

 

カレー大學大学院は、単にカレー好きというだけではなく、カレーの歴史から調理学実践の場としての実習、フィールドワークとしての食べ歩き、各種レポート、卒論、卒業試験と、専門的でハードルの高いカリキュラムとなっています。

専門性の高い内容を、1段階ずつクリアしての卒業となるので、同席した「第8期生」の後輩たちにとっても、身を引き締めつつ憧れの授与式となったようです。

 

 

 

<カレー大學大学院・卒業生の皆さん>2022年度の卒業生を紹介

 

須賀井 成行さん

明るく積極的なイメージの須賀井さんは、以前インドへの5年間の赴任を経験。

にこやかでとても話しやすく、会場の雰囲気を緩やかに盛り上げ、皆さんの緊張をほぐしてくれていました。

記念のコックコートを贈る井上学長と修了書を持って笑顔の須賀井さん

 

インドの文化とカレーの魅力を漫画で表現

 

<Profile>

以前、機械製造会社に勤務、当時インドの子会社に5年ほど赴任した経験があり、現地で出会ったインドのスパイスカレーの美味しさと奥深さに感動。カレーという食の誕生に関わるその国の歴史や文化も含め、わかりやすく伝えたいと電子出版を検討中。

 

須賀井さんは、インド赴任中に出会ったスパイスカレーについて、もっと深く知りたいと思ったのが、カレー専門家への道を開くきっかけとなりました。また、カレーだけではなくインドの慣習や文化の面白さにも気づいたそうです。「とにかく、全てが面白い国なんですよ!」と目を輝かせる須賀井さん。

苦労も多い海外生活の中で、インドという国の独特の文化や人々の暮らし、その暮らしの中に根付くスパイスを生かしたカレーのおいしさ! その奥深さに感動したことを、もっと多くの人にわかりやすく伝えたい!という熱い思いがこみあげてきたそうです。

 

大学院で学んだ中で最も興味をもったのは、「カレーの歴史とその広がり方。」と須賀井さん。

 

今は、当初の目標であるインドの面白い習慣や文化、そしてスパイスカレーのおいしさを、わかりやすく漫画で表現し、多くの人に伝えたいと出版を検討中だそうです。カレーの魅力を漫画でどのように表現するのか、注目です。

 

 

 

 

丸澤 直子さん

穏やかで落ち着いた雰囲気の丸澤さんはカレーについての情報通。

カレーに関連するメディア情報にも精通、多方面からの視点でカレー情報を話されていて、皆さんに頼り甲斐のあるお仲間と思われているようです。

 

定年後のリスキリングでカレーの専門家をめざす

 

 

 

<Profile>

都内で公務員として長年勤務した丸澤さん。めでたく定年を迎え、新しい一歩を踏み出したいと大好きなカレーのスペシャリストになれるようリスキリング(学び直し)に挑戦。専門的な知識をもとにカレー店をオープン予定。

 

もともと子供の頃から特にカレーが大好きだったこともあり、定年後はカレーについてもっと専門的な知識を身につけたいと思ったのが、大学院で学ぶきっかけです。

横須賀出身ということもあり、海軍カレーをはじめ多様なカレーに親しんできた丸澤さん。大学院で、最も興味を持ったのが調理学。カレー調理のプロにスパイスの細やかな使い方を学び、そのスパイスの奥深さに改めて感動! 指導をもとに、自分で作ったカレーを味見してもらい、「スパイスの使い方にコメントをいただけたことで、自分らしいカレーの味をイメージできるようになりました」と満面の笑顔。

 

「課題も増えましたけど、やりがいも感じています」と丸澤さん。

今後は、学んだことを実際に生かしていきたいと、週末のみ開店のカレー店の開業に向けて着々と準備中です。自分らしい生活スタイルと自分にしか表現できない味わい

のカレー。また一つ、ステキなカレー店が誕生しそうです。

 

 

 

 

 

 

永原 優太さん

 

会社員から一転、今年1月に広島県で念願のカレー店をオープンした永原さん。

静かな話し振りの中に熱意を秘め、レシピ開発や電子出版にも興味を持つ若手のホープ!コックコートがしっくりと馴染み似合っています。

 

新メニュー開発に燃える若きカレー店オーナー

 

<Profile>

今年(2023年)1月6日広島県三原市に、念願のカレー店をオープン! 以前は会社員として勤務していましたが、大好きなカレーをお客様にもっと知ってほしいと思い切って開業を決断。今後は、メニューの充実のため、新レシピの開発やレシピ本にもチャレンジしたいそうです。

 

カレー店オーナーでありながらも、特にカレー調理学や幅広いカレーについての知識を身につけたいと思ったのが受講のきっかけだそうです。「カレー大學大学院で学んだことを生かし、お客様とカレーの話題でコミュニケーションを深め、もっとお店を盛り上げたい!」と永原さん。講義の中で一番の学びは調理学で、プロから学んだ「カレーに合うお米の炊き方」が印象的だったとか。カレーそのものに目がいく中で、その味に適したお米の炊き方を学んだことで、これからの味のバランスがどう変化していくのか注目です。

 

現在、店では、チキン、キーマなどのスパイスカレーやオリジナルの「気まぐれカレー」などのメニューを提供していて40〜50代の方が多いそうですが、今後は、20代〜50代の各年代層におすすめのカレーメニューの充実と開発につなげたいと、目を輝かせていました。

 

 

 

 

大賀 淳さん

 

遠方から上京のため、少し遅れて会場入りした大賀さんは、落ち着いた雰囲気の会社経営者。

地元の生産者と協力し、地産地消のためいろいろな場所で店舗運営やイベント参加など多角的に展開しているそうです。

 

和牛の地産地消に貢献。需要拡大に向けて更なるチャレンジ!

 

<Profile>

茨城県水戸市に本拠を持つ和牛専門の精肉店と食肉加工業の経営者 大賀さん。茨城県内や県外に焼肉店5店舗も展開しています。食肉加工を本業とするなか、更なる需要拡大のために焼肉をはじめ和牛を使ったメニュー開発に取り組んでいます。

 

地元の生産者組合さんや自治体から頼まれ、店舗経営の傍らイベントにも参加するなど地産地消の活動にも協力している大賀さん。仕事の関係でカレー店のオファーがあった事がカレーを専門的に学ぶきっかけとなったそうです。

 

大学院での講義の中で、特に調理学でプロの細やかな指導を受け、「スパイスの奥深さ、カレーへの向き合い方など、プロの調理にかける真剣な姿勢に尊敬と感動を覚えました。」と、たくさんの刺激と学びを得られたそうです。今後は、和牛の更なる需要拡大のため、「焼肉店が提供するカレー」の開発など、地域の活性化にも役立つ「儲かるカレー」を目指したいと熱く語ってくれました。

 

そしてそして

2023年カレー大学院4/22よりがスタート!

 

第8期となります。

審査を勝ち抜いた精鋭5名が集まりました。

メンバーは次の通り。

カレー店、飲食店の経営者2名、

カレー愛好家2名、

そして栄養管理士1名です。

カレープロフェッショナルとしての飛躍を目指しての入学です。

それぞれ高い目標や夢をもっています。

期待に沿えるよう、カレー大学院スタッフ一同、支援していきます。

頑張っていきましょう。

 

講義後は卒業式の7期生(2022年度生)とともに南インドの名店で懇親会を開催しました。

講座の具体的な内容や課題のこなし方、卒業試験、論文審査など熱心に先輩からアドバイスを受けていました。

7期生のカレーのプロとして今後のビジネス展開なども参考になったようです。

カレーを愛するもの同士、闊達なカレー談義でたいへん盛り上がりました!

 

 

 

【 取材後記 】

卒業生の言葉「食べることは生きること・・・」

卒業生の皆さんは、自分の様々な経験を通してカレーに真剣に向き合っていることを実感しました。それぞれの立場は違っても、カレーのスペシャリストとして、大きく羽ばたく日もそう遠くないのではと思います。カレーの仲間同士、共に刺激しあい、協力しあって「カレー業界」のさらなる発展に貢献されることを期待しています。