過去最高に刺激的なカレー「ポークヴィンダルー」を作りました!


ゼミ長の松本です。


当ブログの【番外編】で書きましたが、約1ヶ月イギリス・アイルランド旅行から帰ってきました!


アイルランドでカレーを作ったり、 ロンドンで有名カレー店をまわったり…と、細々とカレー活動はしていましたが、『バラッツ流!絶品スパイスカレー』を作るのは1か月半ぶり。

 


6月に参加したバラッツさんの「つきいちスパイスカレー部」で“ポークヴィンダルー”を作っていたので、一度作ったメニューなら味も大体わかるし、失敗も少ないだろうと思い選んだけど甘かった(いや、味は超辛かったメラメラ)今回は、いろいろ失敗しました。

 

 

ちなみに、ポークヴィンダルーとは、その昔ポルトガル人が西インドのゴア州にもたらしたカレーだそうです。「ポークヴィンダルー」の語源はざっくりいうと豚肉と、お酢と、ニンニク。(ウィキペディア調べ)その名の通り、赤ワインビネガーを大匙5杯も入れるカレーでした。

 

材料ですが、いつもどおりの玉ねぎ・ニンニク・しょうが。ここに赤ワインビネガー大匙5、白ワイン大匙1、ココナッツミルク大匙2が加わります。

 

スパイスは下記のとおり。

ミキサーで砕いたホールスパイス≫

赤唐辛子8本(!)、カルダモン5粒、クローブ5粒、ブラックペッパー小さじ1、マスタードシード小さじ1

 

パウダースパイス

レッドペッパー小さじ1/2、パプリカパウダー大匙1

使ったスパイスの種類も量も過去最高です。


今回のレシピは、先に全ての材料を混ぜ合わせ、お肉をマリネして一晩寝かす作り方です。

 


失敗①

つくり方に“ホールスパイス、パウダースパイスをミキサーにかける”とあったので、家にあったフードプロセッサーにかけたところ、ガガガガガとものすごい音が。まるで洗濯機が故障したかのよう。怖くなって取り出してみると


全然細かくなっていない!!翌日旦那さんの実家から強力なミキサーを借りてきて、ホールスパイスを粉砕しました。フードプロセッサーでスパイスは砕けないと学びました。

失敗②
炒める時(一番最後)に加えるべき水を先に入れてしまった。
本当は、材料混ぜ合わせ→豚肉を入れて一晩漬け込み→フライパンで肉焼き水を400ml加える、という順序なのに、肉を入れてないマリネ液に水を入れてしまいました。

途中で間違いに気づき、その水を抜いて冷蔵庫保存して、翌日煮込みに再利用してしまいました。今考えるとこれが刺激的な味になってしまった原因かと。

強烈な酢の匂いを漂わせながらも肉とマリネ液、再利用の水を30分煮詰めたら、カレーらしくなってきました。

一口食べてみると、強烈な酸味、その後口内に広がる辛さ。8本の赤唐辛子とカルダモンと黒胡椒が口の中で暴れまわります。とにかく酸っぱい!そして辛い!頭おかしくなりそう!!

ということで、ココナッツミルクを大さじ2から大さじ6まで増やし、水で薄めて、さらにマイルドになるように温玉を添えて食べました。
美味しいけど辛い。
美味しいと辛いの比率1:9。

翌日もまだ辛かったので、今度はヨーグルトを混ぜていただき、明日もきっと辛いので今度は牛乳を混ぜてマイルドにしていただこうと思います。


バラッツさんの「つきいちスパイスカレー部」で作った時は美味しかったのに一体なにが起きたのか?!

しかも今調べたらポークヴィンダルーって、スープストックのカレーメニューにもなってるんですね。スープストックに出されるカレーがこんなに激辛なハズはない!

今回は絶対に私の作り方のミス。
次回は正しい手順で、もうちょっとスパイスの量を調整しながらマイルドなポークヴィンダルーを作ってみたいと思います。


あああ、明日の朝ごはんも刺激的ポークヴィンダルーなのかぁしょんぼり