六世林門利門入 | 囲碁史人名録

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 林家の六世林門利門入は五世林因長門入の門下で、元の名は岡田門利。常陸国出身で甥に井上春達因碩がいる。
 元文元年(1736)に因長門入の跡目になり御城碁へ出仕。寛保3年(1743)には名人碁所就位願いを出した因長門入が断念に追い込まれ隠居したため、家督を継いで六世林門入となる。
 しかし門利門入は当主となって3年後の延享3年1月29日(1746年3月20日)に亡くなり、跡は16歳の実子、転入が継いでいる。