注文品が揃ったので、交換開始です。
いつもの整備は、嫌なら何時でも中断できるように倉庫の中です。
でも、今回は冷却水が飛び散る可能性もありそうなので、お外で交換!
まずは、冷却水を抜きますが、VFR800Fは2箇所のドレーンボルトが有り
片方は、容量がかなり少ないと下調べでわかっていますが、一応交換できるよう
シーリングワッシャは構えてあります。
一箇所目。 ウォーターポンプ。 大概のバイクは此処ですよね。
左下に並んでいる2つの内の、右上のやつ。
間違えないように、左下のボルトだけ大きさを変えてある??
もう一箇所は前バンクのシリンダーヘッド部に有るみたい。
ほぼ中央にある10mm頭のやつ。 う~ん・・・・・・。
角度を変えて反対側から。
ピンぼけだけど。オイルフィルターの上で被覆された配線の上に見えてるやつ。
あっ、これは無理、見なかった事に決定!
ウオーターポンプ部からクーラントを抜きます。
えっ? 思ったより濃ゆい? 汚れてるの?
最初は、水道水での洗浄はするつもり無かったけど、一箇所ドレーンを抜けなかったので
一応やってみることにした。
希釈タイプのクーラントがホンダ純正で有れば、全く水道水を入れるつもりは無かったけど
原液を希釈するなら同じか~ってことで。
特に問題が有るわけではないから、数回でこのように。
次にリザーバータンクの方を抜きますが、リザーバータンクの辺りでパイプは抜きたくないし
エンジン前まで来るホース「サイフォンホースと言うらしい」は、一度エンジン部分でタンクより上に上がってるので、ラジエーターからホースを抜いてもタンク内のクーラントは抜けて来ない。
サービスマニュアルを見ると、「ラジエーターからサイフォンフォースを抜いて、クーラントを抜く
図6を参照」だったかな? 図6自体載ってないし。 ひきょーや!!
って事で、ホースを外した後に、一度吸引してクーラントが抜けてきたら、ホース口を
タンクから下に下げる作戦で行くことにする。
クーラントは一度抜いて、再び水を入れてタンク内の清掃終了。
取り寄せたもの。
容量が約3Lで、リットル希釈率50%が標準ってマニュアルには書いてあるから、一応必要分は取り寄せてみた。
ちょっと前のホンダのバイクや、以前のVFR800は希釈率30%ポイのになんでかな??
まあいいや、とりあえずマニュアルに従ってみた。 次からは逆らうかもね?
ドレーンボルトの取り付け。
一応変形してるので、マニュアル通りに交換が良さげですね。
潰れる部分が少なくなると、トルクをかける時にネジ部に無理が掛かりそうだし・・。
DIYでバイク破壊は避けたい。
規定トルクは、13N・m。
ドレーンボルトを締めて、クーラントを希釈。
とりあえず2Lを作った。
この濃ゆさは・・・。 抜いたやつは、特に汚れてたわけじゃ無さそう。
この後、ラジエーターキャップを開けて、クーラントを入れつつ、泡が出てくるのを待ちながら
残り1L分を作っていた。
でも、2リットル入れたら残りは少ししか入らん。
そりゃ、容器自体のメモリは当てにならないだろうけど、あれぇ~~??
エンジンを掛けながら、液面が下がるのを待つけど、キャップを開けたままだと液面が
上昇して来て撒けそうになる。
こりゃ時間がかかるなと思いつつ、ホコリが入るのを懸念してジョッキにポリ袋を被せてたら
厚手のポリと不安定な場所とのコンボで、ジョッキ転倒・・・。
ポリ袋で包んでいたから、ポリ内に全量残ったけど、目視では確認できないものの埃の
混入の懸念が・・・・。 泣く泣く殆ど廃棄。
結構精神的にアレだったので、エア抜き辺りの画像がないのはご愛嬌。
キャップを開けたままでは無理と思い、キャップを締めてからリザーバータンクに適量入れて
近回りを走ってくることにした。
走る時の振動や車体の動きがエア抜きには良いだろうしね。
ただ、これをやると、エンジンが冷えるまでキャップを開けられないので、翌日に持ち越し。
なんといっても、カウルなしの状態での走行は、「部品が落ちる~、人の目が痛い、等々」
あまりやりたくは無いんですけどね。
持ち越して翌日に確認したら、リザーバータンク内はたぶん減ってない、キャップを開けると
液面が低下していたので、補充しました。
ある程度以上のエアが有ると、上手くリザーバータンクからの補充は出来なそうですね~。
なんとなく分かるけど。
補充後にエンジンを掛けて、ファンが回る100℃超えまでエンジンを温める。
この時、リザーバータンクの液量を確認すると、アッパーレベルまで上昇してる「増えてる」。
エンジンを停止後に、エンジンが冷えるまで数時間放置。
放置後にリザーバータンク内の液量を確認。
液量が変化してる「減ってる」で、サイフォンホース内のエアを、ラジエターからのクーラントが押し抜いて、ホース内のエアが抜けて、現在繋がってる状態になったかなと。
クーラントの交換をやった事が無いから、此処のエア抜きがどうなるかちょっと不安だった。
後はキャップを外して液面が下がってなければオッケなはず。
液量に変化無しで、これでオッケかな?
カウルを付けると確認できなくなるから、あと一度自走をして見る予定。
リザーバータンクへのアクセスがし辛く、はっきり液量が見えないので、大事を取って
サイドカバーを外し、シート下のカバーも外して電灯で光を透過させて確認中。
ラジエーターのキャップ位置を高くしたいため、サイドスタンドを立てた状態で3/5位の位置に
液面が有るけど、揺らさないと上手く確認できずです。 容量もごく少量だしね。
水平にすると、2/3位の位置が液面です。
あと一度確認してから、カウルを取り付けて「これが結構大変」終了。