カーリーさんが見えなくなって、もう7ヶ月
相変わらず寂しいですが、毎日主人とカーリーの真似をしたりして過ごしています
不思議そうな顔真似してみたり
そんなアラフォー夫婦、周りから見たら怖いですね
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この先、ちょっとグロテスクな写真(膿)があります。苦手な方はUターンして下さいね
私の後悔。
病気のせいとは言え、元々は食いしん坊だったのに…食べられない、水飲めない、お腹下してお腹痛くて、本当に可哀想で
だから一生懸命やってたつもりではあるんですが。
病院へ預けて帰ってきたら、オムツが膿まみれになってて、説明求めたらオリモノって言われたけど…素人でも膿って分かる事件もありました。一日中オムツ外さずに治療だけして世話せずにケージに入れといただけってのが分かって、悲しくなりました
看護記録の取り違えもあったし、薬の処方忘れだってあったし、会計間違いもしょっちゅう
亡くなる前日は、いつもの先生お休みで他の先生。水を飲んだら痰をぜろぜろ吐いちゃって、それを伝えたのに何故か吐き気止めの処置されて夕方戻ってきて
そんな病院に不信感募った状態で、その翌日病院で死なせてしまった
40日も毎日通院していて、夜はカーリーの下のお世話で睡眠不足も重なってたし、私の判断能力が低下してたのかもしれない。私がもっとしっかりしてきちんと説明して貰えば、こんな不信感抱いて無かったかもしれないし、悔やまれなかったとも思う。
そして…もし他の病院へ行っていたら、家で看取れたかもしれない。。。
なのに私は、また良くなるかもしれないからと、亡くなるその日の朝、治療して貰う為に預けることにしました。もちろん、夕方良くなって戻ってくると信じて。
カーリーの朝の調子も悪かったから不安で泣きそうで…カーリーに涙を見られないように、預けたそばから逃げるように診察室を出て行きました。
細くなった体で、先生に抱っこされたカーリー。逃げるように出て行く私を見送るカーリーの姿が、何度も脳裏に浮かびます。
その姿が、私が最後に見たカーリーの姿です。
あの時カーリーは何を言いたかったんだろう?
なんで逃げ帰るように出てしまったんだろう。
カーリーは私がカーリーから逃げたと思ってしまったんじゃないか。
なんであの時、連れ帰らなかったんだろう。
なんであの時、もっと声を掛けてやらなかったんだろう。
なんであの時、愛してるって伝えなかったんだろう。
なんで食べるのが大好きだった仔が、何も食べられずに逝かなきゃいけなかったんだろう?
どうしてワガママ言いたい放題の時に、太ろうが何しようが、散々食べさせてやらなかったんだろう。
先生から連絡があって…もう息はないって聞いてたけど、大嫌いな病院から早く家に連れて帰ってやりたくて、急いで迎えに行きました。最期、先生方が見守る中で亡くなったって言われたけど、診察時間中にそんなことできるわけがない。狭いケージの中で、1人、旅立ったってわかる。
ホッとした表情でも無く、眠ったような表情でも無く、もう何をしても生き返らないって分かる魂の抜けた身体だけが診察台の上に横たわっていました。
なんて寂しい想いをさせてしまったんだろう。
朝、「今日お空に行くね。」って言ってたかもしれないのに、それを読み取れないクセに飼い主自称してて、幸せにしてやれてたかなんて分からないし、もっと素直に抱きしめてやれば良かった…。
後悔の無い人もいるでしょう。
でも私は、ゴメンねも、ありがとうも、伝えられなかった。
私の一生懸命が空回りして、カーリーを腹ペコで寂しさの中1人で逝かせてしまったと言う後悔。これはもう、誰にも取り去れない後悔だし、一生抱えて生きていくしかない後悔だと思ってます。
それでも一つ忘れてはいけないこと。
カーリーが幸せだったかは誰にも分からないけど…私達夫婦はカーリーが居て幸せでした。カーリーに幸せを貰っていました。
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そんな後悔を胸に仕舞いつつ過ごしていたある日のこと、ベランダの隙間から我が家を覗き込む変態がっっ
まぁ、犯人はどこの誰だか分かっているんですが、いかんせん証拠も無いし、ご近所づきあいもあるので、慎重に動こうかと
で、証拠集めるのに、以前カーリーの体調不良監視用に使っていたモニターカメラを押入れから掘り出して、設置することにしたんですけどね
…カーリーが亡くなった前日からの私達夫婦の様子が、録画されてましたそんなこと思ってもみなかった。奇跡的な発掘でした。
水を飲めてないと思ってたけど…前日の夜に飲めてるのが録画されてました
コストコのサーモンは食べられなかったけど、前夜はどうにか食事はできてたし
主人は【構ってやれなかった】との後悔がありましたが、帰ってきたらすぐにカーリーの元へ駆け付けて、ナデナデしてヨシヨシしている姿が録画されていました
夜寝ている間は、カーリーがずっと起きていて私のことを見ていたのは知っていましたが……私は寝ながらも、ずーーっとカーリーを撫でていました
私達夫婦、思ってた以上に、ちゃんとカーリーに愛を伝えられてたのかもしれません
自分達ではどうしようも無かったけれど、奇跡の発掘で、ちょっとだけ、後悔の岩の壁が崩れ落ちる気がしました。