今年もこの季節がやってきましたニコニコ

毎年、秋から冬にかけて、ちょっと霧田舎の大学で日本語を教えております。

今住んでいるところからそこまで行くのは、本当に大変なので、私はいつも実家に帰り、そして、車車でそこまで行きます。実家からなら、高速を使えば、50分くらいで、そこまで行けます。


結構楽しみなんです音譜

街中では日ごろ感じられない、もみじ秋、雪冬を感じることができます。

ホント、ちょっと田舎に行っただけなのに、全然風景が違うんですよね。

ススキが風になびき、コスモスのかわいいピンクが青空に映え、どの家の軒先にも、柿の木があり、オレンジの実がたわわに生っております。

仕事に行くのに、ちょっとリフレッシュできる瞬間です好


毎年、K国から、8月後半から約二ヶ月ずつ、前半、後半の2期に分かれて、計60名ほどの学生が語学研修でやってくるんです。その学生をとある大学が受け入れ、その日本語教育のお手伝いに呼んでいただきます。


ただ、今年はいつもと様子が違い、やはり、原発の影響、さらには、円高の影響で、来た学生は30名ほど。去年の半分です泣

親の反対を押し切ってきたとか、来たけど食べ物が心配だ、という学生達。色んな思いで、でも、やっぱり来てくれたんですから、いい思い出をたくさん作って、「やっぱり来てよかった!」と思ってもらえるように、頑張りたいなと思いますかお


さすが、色んな障害があってもそれを乗り越えてきた学生達。本当にやる気満々パンチ!の子達ばかりで、本当にやりやすい!131


今回は4つにクラス分けをして、一番できるクラスと、3番目のクラスを担当することになり、昨日は1番できるクラスでした。

1番できるクラスだけあって、活発に良く話しますグッド!

でも・・・飛び出してくる単語がすごい泣

にっこり「みなさんの大学はどんな大学なんですか?」

こども男の子クソつまらないところです。」


にっこり「○○さんは、どんな人?」

長女想像を絶するバカです。」


にっこり「チャングンソクはK国でも人気あるの?」

長女C「あんな女の腐ったようなのは、あまり。。。」


・・・もちろん、一々直しました・・・なく

こういう言葉は、すべて、マンガマンガの影響のようです・・・顔


もちろん、彼らに全くの悪気はなく、どっちかと言うと、私を笑わそうと思って、エンターテイメントとして、言っております。それは、分かるんですけどね・・・私は分かるんですが、これから、外国人に慣れていない人たちに会うんですからねえ・・・ムムム


大学側の計らいで、いつも、日本人のお宅を訪問したり、地元ラジオ局に出演、現地の小、中、高校、幼稚園、ボランティアサークル、などと、数々の交流会が予定されております。

そんな人たちに、失礼があったらいけませんからね。。。キティちゃん×汗


そう思い、日本人の家を訪問したときの話や会話をやってみました。この間、奥様グループでやったときと同じようなものを準備していきました。

http://ameblo.jp/curiouskitty/entry-11057879893.html


本当に真剣に「おじゃまします」とか、「遠慮なくいただきます。」など、練習しておりました131

ちなみに、「もう、こんな時間ですね。そろそろ失礼します。」の「もうこんな時間」は、何時くらいか、と聞くと、ほとんどの人が、7時くらい、と答えました。

K国では、本当に仲のいい友達でも、ご家族のいる家では、絶対に夜ご飯は食べない、ということでした。

boy「そんな迷惑になるようなことは、しません。」

長女「晩ご飯は家族で食べるものですから、他人が介入する時間ではないと思います。」

そんな話をしてくれました・・・へ~!びっくりという感じ。


結構できる人たちなので、色んな話が聞けそうです!

研修の最後にはプロジェクトワークをする予定です。今から楽しみです♪131



キティー キティーちゃん  オマケ

 みなさん、ご存知のC国のニュース。2歳の女の子が車に何回も轢かていたのに、誰も助けないで見てみぬ振りの事件。うちの学生達に聞いてみました。C国全員が、「(駆け寄っては)助けない」と言いました。そして、「電話で救急車を呼ぶ」と言いました。

何で助けないのか聞くと、「助けた人が、勘違いされ、冤罪だと分かっていても、訴えられて、罪になった例が数え切れないほどあるから」ということです。

C国は、必ず、「誰が悪いのか」を決めるということです。彼らの言い分をまとめると、罪の所在を明らかにし、「見せしめ」を作ることで、今後の犯罪を減らそうとしている。国家の威厳を保たなければいけない、ということだそうです・・・

学生達に「先生は助けますか?」と聞かれたので、「もちろん!当たり前でしょ!」と言いました。そして、日本だと、最初に見つけた人だけじゃなくて、救急車を呼ぶ、お母さんを探すなど、ちゃんと自分でできることを見つけて役割分担を自然にして、みんなで助けるだろう、と言いました。それを言った後、たまちゃんやはり、日本は、本当に平和な国ですね。私たちの国は、まだまだダメです。」と言われました。

まだ、ご覧になっていない方、C国語版です。どうぞ。

http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=CEO87VJ-eY8



先週の日曜日、うちのクラスの学生達、4人、入学試験を受けてまいりました。

いよいよ、始まりました!泣

これから、どんどんテストが始まっていきます・・・ガクリ


今年は・・・去年よりもかなり厳しくなっております。というのも、原発の影響で、関東の学生がこちらに流れているようです見猿

日曜日に行われた入試の状況から言えば、入学志願者数、関西にあるどの大学も、去年の約2倍に増えているようです。

ねずみ男「スーツケースとか、大きい荷物を持ってる人、多かったですけど、そんなに2倍になるほども多くなかった。」

顔「でも、どこかホテルに泊まってる人もたくさんいるだろうからね。」

ねずみ男「あ・・・そうですねえ。」

人数が二倍になり、面接もかなり適当に対応された、と学生達は怒っておりました。

ペーター「あんなに練習したのに・・・」(っていうほど、してないじゃんしーっ

にっこり「でも、ちゃんと話ができたんでしょ?志望理由とか聞かれたでしょ?」

ペーター「うん、聞かれたけど・・・」

にっこり「じゃあ、それでよかったじゃない。」

ペーター「うん、良かった・・・かなあ。」

大学側も、大変なんでしょうねはぁ


今、学生達には、自己紹介を毎日一人ずつ、順番を決めてさせております。

え?いまさら自己紹介?」と思われるでしょう。最初に「自己紹介してもらうから」と言ったときの学生の反応も、同じでした。

キラーン「じゃあ、自己紹介してみて。」

スナフキン「Kです。C国のK省から来ました。今、○○で勉強しています。趣味はバスケットボールです。」

顔「やっぱりね。それは、初級の人がやる自己紹介でしょ?C国から来たバスケットボールが趣味って言う人、どのくらいいると思う?」

スナフキン「結構いると思う」

にっこり「大学受験する人、ほとんどの人がC国の人だよ。顔見たら、C国から来たって、分かるし。」

ルフィ「・・・名前も願書に書いてある・・・」

にっこり「でしょ?自己紹介って何のためにやるの?

みぎわさん「自分の紹介・・・」

ルフィ「それ、当たり前!名前を教えるため。」

129「名前だけでいいの?でも、名前ってすぐに覚えられる?」

友達「・・・・」

にっこり「相手の人に、、まず、ちゃんと覚えてもらわないとだめだよね。私はこんな人です、こんなに素晴らしい人です、こんなに素晴らしい人だから、ちゃんと合格させないとダメですよ!ってアピールしないと!」


そして、私、自分の自己紹介をしてみました。

あ、ここでは・・・バレちゃいけないので、控えておきますが・・・ぱやぁ~

ぱちぱち拍手喝采!131


たまちゃん「先生、すごい!」(一応先生ですからね・・・)

ルフィ「先生のこと、本当によく分かった。」

スナフキン「2分くらいなのに、よく、先生の性格とか好きなこととか、よく分かった。」

ペーター「全部、繋がってた・・・え~、難しい!」

ねずみ男「これを聞いた人は、先生のこと、忘れないと思う・・・」


私が言ったのは、自分の名前の由来、自分の性格を一言で言うなら、その性格で好きになった趣味、それが功を奏して今の仕事に至った経緯。


にっこり「じゃ、今度はみんなの番だからね。考えきてね。」

と言ったのが、先週の火曜日。

それから、毎日、学生達は、自分とちゃんと向き合って、自分の長所は何か、自分はどんな人なのか、を真剣に考えております・・・今までそんなことは考えたことがない、と口々に言っております。

ラムちゃん「先生、私、いいところがない。」

カチン「そんなことないです!」

ちびまるこちゃん「自分のこと、よく分からない。」

ニヘ「分からなかったら、ほかの人に聞いてみてもいいと思うよ。」

私は・・・志望理由書の原稿はもちろん、その原稿チェックに追われておりますガクリ

日本語はムチャクチャですが、どの学生も真剣に「自分」について考えているのが見えて、こちらも遣り甲斐がありますwハート☆

志望理由書よりも、真剣に考えております。まあ、これがきっかけになって、ちゃんと自分の将来についても、考えてくれたらいいなと思います好



キティー キティーちゃん  土曜日、受験組から各々電話がありまして・・・一人はちゃんと折り返し電話できましたが、他の3人は、掛かってきたとき・・・飲んだくれておりました。。。ごめんね♪




今日は、いつもの奥様クラス

でも、今日は、K国の奥様がいらっしゃらなかったんです。今、インターナショナルスクールは秋休みのところが多いようです。恐らくどこかに行かれているんでしょうね。ちなみに、サリーちゃんVさんご一家も、今頃はヤシの木マレーシアでバカンスです・・・

本当に、日本にいる一部のセレブな方々は、本当に優雅な生活をされております・・・いいなぁ


さて、今日は3人での授業です。

T国、C国の奥様、(以下TC)そして、A国の若い男性(以下A)の3人です。


今日は、訪問する、というのがテーマ。

前半部分、うちを訪れたときの「お邪魔します」とか、「これ、つまらないものですが・・・」の件はやっているので、私は、後半部分、リーさんが上司の伊藤さんのうちを訪れ、伊藤さんと奥様と会話を楽しんだあと、家を去るときの部分でした。


ちょっと教科書を抜粋。


(略)

伊藤:リーさん、ビール、もう少しいかがですか。

リー:いえ、もう十分頂きました。

   あ、もうこんな時間ですね。そろそろ失礼します。

伊藤:明日は休みだから、もう少しゆっくりしていったら

リー:ええ、でももう遅いですし・・・

伊藤:そうですか。じゃ、是非また遊びに来てください。

リー:はい、ありがとうございます。今日はとても楽しかったです。


まあ、いかにもThe 教科書という感じの典型的な?やり取りです。

Tさん、Aさんは、日本滞在期間が長いので、日本人のお宅訪問の経験は何度かあるようです。が、Cさんは、一度もないそうです。日本人のご主人のご両親のうちにも行ったことがないそうで・・・困大阪なのに・・・?!ん?(ちなみに会った事もないそうで。。。本当に謎が多いCさんですここだけの話。)


T「先生、日本人は、もうちょっとしつこいんじゃない?

129「しつこい?」

T「本では、『もう少しゆっくりしていったら?』と、1回しか言ってないでしょ?でも、もうちょっと言うでしょ?」

A「あ、そうそう。何か2回か3回くらい言いますよね。それで、3回目で、本当になるんじゃない?なんか、

a『もう少しゆっくりしていったら?』

b『もう遅いですから・・・』

a『そんなこと、言わずに、もうちょっと・・・』

b『いや、本当に遅いですから・・・』

a『明日は休みでしょ?』

b『いや、本当に。』

a『そうですか。じゃあ。』

みたいな感じで、3回くらいやって、さよなら、するんじゃない?

顔「そんなに、何回も言うかな・・・2回くらいなら、言うかもしれないけど・・・」

T「でも、結構、何でも何回も言いますね。何か、物をあげたとき、その時にありがとう、はもちろん言うでしょ?そして、そのあと、また会った時、「この間の、ありがとうございました」ってまた、言いますね。最初聞いたとき、何でお礼言うのか、全然分からなかった。」

にっこり「ああ、確かに、次に会った時は、必ず言うね。」

A「それからね、おばちゃんみたいな人、うちの店来て、最後お支払いの時、割り勘して、最後10円とかで、『どうぞどうぞ、』言って、『いやいや、どうぞどうぞ』、で、また、『どうぞ』と言って、また『ほんとに、いいです』と言って、最後、なんか、ケンカみたいになって、相手の財布に入れて、それで、大丈夫、みたいになるでしょ?この間もね、ケンカみたいになってたから、私、店の10円、「これどうぞ、ケンカしないでね」言って、あげましたよ。」

ぱやぁ~「・・・なるほどね・・・」

確かに、私も、この間おばちゃん同士が、そんなのをコーヒーDトールでやっているのを見たばかりです。そういうやりとりをやっている人、今でも意外と多いのかもれません。

C「先生、『ゆっくりしていったら』、と聞いて、ゆっくりしたら、ダメですか。」

顔「う~ん、本当に仲がいい友達とかだったらいいけどね。これ、会社の上司のうちだからね。奥さんもいるから、片付けとかあるし、長い時間いたら、迷惑だよね、きっと。」

T「先生、この、『遅いですから』は何時くらい?」

にっこり「何時くらいだと思う?」

A12時くらいかな?」

T「私も12時くらいだと思うけど。電車が終わる時間に間に合うくらいじゃない?

C「私、分からない。」

ぱやぁ~「12時ねえ。。。ちょっと、遅すぎるよねえ。」

Tえ?遅すぎる?

ニヘ遅くなっても、10時くらいかなあ。」

Tえ、そんなに早いの?全然遅くない。

A「なんか、これ、ビールビール飲んでますよねえ。なんか、10時は、ビール、これから、じゃない?

ぱやぁ~「ご飯食べながら、飲んでたと思うしねえ。」

T「私、この間、主人の同僚の人の家に行ったけど、その時、2時くらいに帰ったけど。」

キティちゃん×汗「ご主人一緒だったんでしょ?」

T「一緒だったけど・・・」

ニヘ「じゃあ、大丈夫だと思うよ。きっと、そういう関係なんだと思うから。」

T「最初に、『今日は、ゆっくりしていってくださいね。たくさん、料理作ったから、たくさん食べて行ってくださいね』、って奥さんが言ったから、本当にゆっくりしましたけど、ダメだったかな。でも、10時は、ゆっくりじゃない、でしょ?」

ニヘ「ご主人が一緒にいたんだから、大丈夫だよ。まあ、ゆっくり、は、リラックスして、という意味もあるからねえ。」

A「先生、でもねえ、この間、店にお客さん来て、12時店閉めるけど、何か、楽しそうだったから、『ごゆっくりどうぞ』と言ったら、本当にごゆっくりしちゃって、帰ったの1時半だったよ。」

顔「・・・まあ、店の人は、絶対に閉店近くなったら、『ごゆっくり』とは言わないよねえ。本当にごゆっくりされたら困るからね。どっちかって言うと、『もうすぐ閉店時間なので・・・』とか、『お会計先にお願いできますか』とか言って、出て行って欲しいことをアピールするよね。」

A「私も、ごゆっくりって言っても、日本人だから、ちゃんと帰ると思ったのに、全然帰らないで、びっくりしました。」

顔「人の家だったら、とっても気を遣うけどね。お店だと、「お金払ってるし」って思ったのかもね・・・私は、ちゃんと出て行くし、本当なら出て行かないとだめだよねえ。」

T「日本人、そういうの、本当に難しいです。いつ、ゆっくりしていい、いつ、だめ?よく分からない。」

うん「うん、本当にねえ・・・。」


日本語がある程度できるようになると、その言葉通りに受け止めるとダメだ、というのが分かってきます。

もちろん状況にもよりますが、「もう少しゆっくりしていったら?」と言われて、本当にゆっくりしていく人は滅多にいないでしょう。私たちは、言葉通りに行動するのではなく、ちゃんと、他人のことを考え、配慮し、その状況に合った対応を自然にするようになっているようです。


この「空気を読む」とか「察する」ということが、日本語では、というより、日本で生活する上では、本当に大切ですよね。空気が読めない人は嫌われたり、敬遠されたりする原因にもなります。みなさんの周りにも一人や2人くらいはいるんじゃないでしょうか?


私たち関西人が、普通に話をしていても、他のエリアの人たちが聞けば、オードリー漫才に聞こえるようですし、確かに、ちゃんと話にオチがないと、「それで?ん?」と思ってしまいます。でもこれって、自然と身につけちゃったものなんですよね。だから、環境にちゃんと適応して、それにどっぷり漬からないと、なかなか身に付くものじゃないんだと思います。


こればかりは、長く住んでいる外国人でも、なかなか難しいようですセーラームーンFさんも、今日話をしていて、言葉を通りを真に受けて、失敗したことも多いし、また逆に、遠慮しすぎて、相手の好意を無駄にした、と思われて、困ったこともあるから、本当にこういうのは難しいって言っておりました・・・うん


言葉を身につけるとは、ちゃんとその土地の習慣や文化も一緒に身につけるということ。その国にちゃんと興味を持って、向き合わないと、本当の言語習得にはなりません。


という点から言うと、今年のうちの学生達は・・・日本語習得は・・・なかなか難しいでしょうね・・・ガクリ



キティー キティーちゃん  先週のことがあったから?Cさん、ご主人の知り合いの人を私に紹介してくれようとしたのですが、その人、タバコを吸うらしい・・・私、タバコを吸う人はどんなに頑張っても無理なんです・・・残念!