おじいちゃんを見送ってきました。 | 日本一美しくやせる走り方トレーナー/徳重佑梨 公式ブログ

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こんにちは!

ランニング指導者

女性トレーナーの起業支援

2足のワラジで駆け抜ける

徳重 佑梨です走る人

 

◇◇◇

 

私の大好きで仲良しな

おじいちゃんが

92歳で生涯の幕を閉じました。

 

 

 

 

 

 

写真は、90歳の卒寿のお祝いに撮ったもの。

 

この時は

ひとりで身の回りのことはできていて

まだまだ元気でした。

 

元々、几帳面で何でもきっちりできる

おじいちゃん。

 

頑固な所もあるけど

趣味の畑では土の耕し方や、農作物の作り方も

周りの畑仲間に丁寧に教えたり、お世話していたみたいで

頼られる存在だったらしい。


顔立ちがはっきりしていて、畑仲間のあいだでは

高倉健ともてはやされていたのだそう。笑


野菜は周りの方や親戚一同に惜しげもなく渡す。

陸上競技をしていた私にも

「栄養摂るのが大事だから」

と無農薬野菜をたっぷり作って家に持ってきてくれていました。

 




若い頃のじいちゃん

 



 

 

じいちゃんとは本当に仲良しで

 

まず、私が擦り寄って

じいちゃんの手の甲の浮いてる血管を触りながら

 

「ミミズみたいやー!!!」

 

と言いながら、むにむに。

(なかなかマニアックな愛情表現でしょ 笑)

 

このパターンが、あいさつのようにお決まりで。

じいちゃんはいつも「なんや」と言いながら

ニコニコしてた。

 

 

その後は、ひっつきながら

色んな会話をしました。

 

 

戦争中、満州に行っていたこと

 

個人で会社を起こして運送業をしていたこと

 

リレーが速かったこと

 

 

など、いろんな興味深い話を

聞かせてもらった。

 



じいちゃんが書いた毛筆字

 


こだわり出したら

ものすごい集中力で


 

本物の竹でカッターを使いながら器用に

竹トンボを作ってくれたり

 

 

本格的に書道を習っていて

練習で書いた半紙が部屋中に貼られていたり

大きな掛け軸が飾ってあったり

 

 

じいちゃん特製の干し柿があまりにも美味しくて

「おいしい!!」と頬張っていたら

毎年100個以上ベランダに干して作ってくれた。

(マジでおいしいのよ)

 

 



孫が生まれてからは

表情が柔らかくなったそう

(その前はとてつもなく恐かったらしい 笑)

 

 

亡くなったじいちゃんは

本当に綺麗な顔をしていて

肌ツヤも良く、まつ毛も長くて羨ましいくらい。

あと、美脚だった。

 

今にも起きそうなくらい

心地良く眠ってるような表情なんだけど

 

手を握ると冷たくて。

 

温め続けたら

戻ってこないかな、なんて

思いながら手を握る。

 

手の甲の血管は、もう浮いていなくて

現実を突きつけられているような気がした。

 

 

でも、自然とこの現実を受け入れられるというか。

穏やかな気持ちで会うことができた。

 

 

それは、じいちゃんが

一生を全うしてくれたからだと思う。

 

 

あともうひとつ。

 

 

数年前から

じいちゃんと会う度に

 

よく手を握ったり

肩をマッサージしたりして

 

いつその時が来るかわからないから

いっぱい温もりを感じておこうと思っていたのも

この日がくる覚悟と準備をしていたからかもしれない。

 

 


大好きなおばあちゃんと。

おばあちゃんの最期の言葉は

「子供はかわいい」

だったのだそう。


こんな愛情たっぷりな

ふたりの孫で

私は本当に幸せです。



人の命は

いつどこで

どうなるかわからない。

 

だからこそ

伝えたい言葉を素直に伝えて

愛情をたっぷり表現する。

 

逆にその言葉や表現を

素直に受け入れられる純粋な心で

生きていこうと思います。

 

 

じいちゃんとの思い出は

心の中の引き出しを開ければ

いつでも蘇るので

寂しい気持ちはありません。

 

明日から、またいつも通り

過ごしていこうと思います^^

 

 

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