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トランスフォーマーとか特撮トイとかレビューするブログです

今回はMicroblaze Creations社から発売された非正規TF、『Military Titans』をレビューします。
本家FOCブルーティカスの「オンスロートがボイジャークラスだったら……」という不満点に応えたようなアイテムですが、いったいどのような出来となっているのでしょうか。それでは見ていきましょう。


パッケージ

表面には「FIRST EXCLUSIVE」と記載されたシールが貼られており、SDCC/プラチナム版に対応したパーツとバーサークマスクが同梱されていることが分かります。

裏面には「Big,bad,battin 'dudicus' complete-transform!」という英文がありますが、Dudicusとはどういう意味で名付けられたのでしょうか?


『Military titans』にはFOCオンスロートを再現したボイジャークラスのフィギュアと、他のコンバッティコンズに使用できるアップグレードパーツが付属しています。今回はフィギュアを紹介します。
また、某所では「ミリタン」という略称が使われていたので、以後「ミリタン」呼びが多くなると思います。すみません。

ビークルモード

FOCオンスロートのビークルモードをジェネレーションズ版よりかなり再現しています。
一見がっちりしているように見えるのですが、全体的にやや固定が甘いですね。

上についている2門のキャノン砲は上下に振ることができます。


重厚さを感じさせるスタイルで、サイバトロン星を駆け巡る風景が目に浮かぶようです。


本家の「TG07 オンスロート」(以下TG版)と比較してみました。
ミリタンはデザイン再現度そのものは高いのですが、成型色の質感やカッチリ度合はTG版のほうが勝っている……という印象です。
また、タイヤも本家はモールドが細かく蛍光ピンク風の塗装がなされていて全体的に存在感が大きいです。

プラチナム版と比べると、サイズや色も相まってもう別の車という感じです。


トランスフォーム

完全変形というわけではなく、パネルとキャノン砲を差し替えます。
キャノン砲はともかく、パネルは差し替えがちょっと惜しいですね。

後部ユニットをまるっと前に突きだします。

腰をジョイントで固定し、脚と腕になる部分を後ろに展開させます。


残ったパーツを巻き付かせるように広げて腕を形づくり、拳を展開します。
全体的にアーム移動を多用した複雑な変形で、特に腕の変形が分かりづらいですね。


最後にパネルを足に取り付けます。


ロボットモード



ちょっと斜めに傾いてます……すみません。
設定よりはやや太いですが、かなりFOC中のオンスロートを再現できていると思います。


上半身のアップ

肩はタイヤの位置がちょっと違いますが、再現度は本家より高いです。
顔のゴーグルはシルバー塗装されたものがクリアイエローのパーツで覆われており、キラキラして見えます。


取り外したキャノン砲はまとめることでロボットモードでの武器になります。
手首回転はありませんが、前腕にロールが付いているので自然に構えられます。


肘は合体形態の時、開脚用の関節になるのでクリックが仕込まれています。ですが全般的に関節が緩めなので固いということもないです。
本体ロボットは保持力が微妙に足りない箇所が多く、調整できる方はしてあげた方が安定性が高くなると思います。

上腕ロールはロボモードの股関節になるためクリックが仕込まれており、ちょっと動かしにくいです。


腕はここまで上がります。



腕は後ろについているパネルやタイヤを避けることで、前に出すことができます。

腕付け根はプラが薄いせいか、白化しやすいのがちょっと残念ですね。


足は膝可動や腿ロールを備えており、動かしやすいです。


足首はパネルで横に動いたり、つま先はボールジョイントで横に動くので見た目は自然ですが、トップヘビーなのでちょっとバランスを崩しやすいです。


前傾姿勢がよく似合います。

気になるのが腕関節と顔の位置ですね。
顔はジョイントが斜めについているので、回転させると斜めに向いてしまいます。

また、腕の位置がやや後ろよりなので、ポーズをつけるとちょっとズレているのが気になります。

拳は5mm穴になっているので武器を持たせられます。TGオンスロートの武器を持たせてみましたが、良く似合っていると思います。


比較

プラチナム版のグリムロックと並べてみました。本家のボイジャークラスよりもボリュームが大きいです。


FOCつながりでサウンドブラスターと並べてみました。同じ世界の住人というのが分かると思います。

『TG07 オンスロート』、プラチナム版オンスロートと並べてみました。体積が大きいだけあって再現度はミリタンの方が上ですが、パーツの全体的な精度や質感は本家が勝っていると思います。



以上、『Military Titans』より、本体ロボットの紹介でした。
Microblaze Creations社はこれが初商品で、しかもリリース以後会社としては全く音沙汰がないようです。
初めての商品にしては変形が複雑でプラの質感もそれなりですし、かなり設計は頑張ったんだろうなという気がするのですが、やや白化しやすい箇所が多く関節も緩めで、やる気が伝わっては来るのですがちょっと詰めが甘いと思いました。
惜しい点ががありますが、「大きなサイズのオンスロートが欲しい!」という方にとっては本家の不満点を解消してくれるアイテムなのではないでしょうか。



次回は他のコンバッティコンズをアップグレードしてくれるパーツを紹介します。

【関連記事】
MBC002 Military Titans ②アドオン編
MBC002 Military Titans ③合体モード編

今回はアジア限定のプラチナムエディションシリーズ「Grimlock Vs. Bruticus」のセットより、コンバッティコン5体が合体した形態・ブルーティカスをレビューしていきます。



コンバッティコンが5体結集。



○オンスロート


ロボットモードの状態から脚と腕を変形し、頭をビークルモードの位置に戻します。



腰を回転させ、パネルを展開させます。



背中にロボットモードの武器を付けます。
この武器はロボットモードの頭を隠し、溝が付いているので変形時に肩を位置決めする役割もあります。


これで完了です。


○ブラストオフ


足を展開して伸ばします。


縦長の腕になりました。


親指の展開させ方を変えることで右腕と左腕を切り替えることができます。


私の所持しているものにはピンの打ち込みミスがありました。今にも外れそうで怖いです。


○ブロウル





砲塔を展開させて後ろ向きに回し、固定します。


ビークルの後部パネルと砲塔をジョイントで固定します。砲塔の回転ギミックはこのためでした。


最後に腕を展開させて後ろに回し変形完了です。


○スィンドル


ビークルモードから足を展開しビークルのフロントをいったん外します。

別のジョイントに付け替えて変形完了です。


○ボルテックス


腕を伸ばして変形完了です。


親指を折り曲げることで右腕と左腕を切り替えられます。


これらを合体させることで、

○ブルーティカス





ブルーティカスが完成します。
変形が間違っているのか、ちょっと足がぐらぐらついて立たせにくいです……


バストアップ


明らかに胴体はボリューム不足ですが、造形そのものは悪くはないです。
G1よりも細目になったマスクが冷酷さを感じさせます。


武器


5人の武器を合体させることで、ソニックキャノンという名称の巨大武器になります。
一見すると用途不明な形状ですが、サイズはよくあっています。


ただ、この状態だと後ろからオンスロートの頭が丸見えです。


パッケージではこのような形の武器になっていました。オンスロートの武器を背中に回しています。


○可動



ブラストオフが変形した腕は内側に90度曲がり、機首近くで上腕が回転します。



ボルテックスが変形した腕は80度前方に曲がり、これも二の腕で回転させることができます。


また、足のジョイントを外すことで、



オンスロートの膝関節を使って足を前に出すことができます。ただし保持力はそこまでないです。
ブロウル膝は90度曲がるのですが、スィンドル膝は曲げると各部のジョイントが外れるのであまり可動させない方が良さそうです。
また、胴体も変形の都合で回転が可能です。


こんなんでもそれなりに動くので恐ろしいです。


これは説明書に書かれていないギミックなのですが、



ブロウルは腕に変形できます。ロボットモードでつま先になる部分の展開させ方を変えることで右腕と左腕を切り替えられます。



スィンドルも腕に変形可能で、は手首パーツが二つ収納されており展開する方を変えることで右腕と左腕を切り替えられます。



ブレストオフ、ボルテックスも足に変形可能です。



スクランブル合体

G1における「スクランブル合体」を再現できます。
シルエットが一気に変化するので組み換え甲斐があります。


スィンドル腕は関節が多く、よく曲がります。


ブロウル腕はあまり肘が回らないのですが、形状そのものは破壊力がありそうでかっこいいですね。


独自の変形をさせてみました。具体的にはブレストオフの銃を背中に、ボルテックスの剣を背中に、残った武器を各部に取り付け
ブレストオフはロボットモードの拳を流用、腿は90度回転、ブロウルは後部パネルを展開させてジョイントに沿わせる……
ということをやっています。俺変形の幅が多く、遊んでて楽しいです。


ブレストオフ、オンスロートをTG版と入れ替えてみました。
ブレストオフの色が少し濃い気がしますが、色調が鮮やかになったと思います。


この配置が外見的にどっしりしてて好きです。


以上、ブルーティカスでした。
コストカットの影響を受けた箇所が遊んでいてかなり目に付きますが、遊べる要素はかなり多く、特にゲームではやっていないスクランブル合体を独自解釈で見事やってのけたのはお見事だと思います。
ただ、ゲームとは違った部分もかなり多く、全体的にやや厳しい出来であることには変わりありません。
それでもG1ブルーティカスのSF風リメイクとしてはかなりクールな造形をしており、不思議な外見をしたマシンが合体する...というのは他のトランスフォーマーや合体ロボにはない特徴なので気になる方は是非手にとって欲しいです。
個人的には余剰パーツなし・腕や足のシルエットが大きく変わる、という理想的なスクランブル合体だったのが好印象でした。
この記事を書いている時点ではCWやユナイトウォリアーズの展開が行われていますが、FOCブルーティカスはクリーチャー的な合体兵士としてトランスフォーマーの世界でまだまだ強く印象に残る存在になるでしょう。



今回はアジア限定のプラチナムエディションシリーズ「Grimlock Vs. Bruticus」のセットより、ボルテックスをレビューしていきます。


ビークルモード


G1のグレーとは打って変って、金と赤のヘリコプターに変形します。
なんとなく魚みたいです。



側面の足のような部分には、5mmジョイントで武器を取り付けることができます。他のコンバッティコンよりはあまり馴染まない付き方をしていますがシルエットそのものはヘリらしいですね。


ローターは当然ながら回転可能です。


タカラトミーから発売された『TG04 ディセプティコンボルテックス』(以下TG版)と並べてみました。
プラチナム版をそのままキャンディメタリック塗装するとTG版、といった感じの色合いです。
前部に見える窓?のようなものの色はTG版のほうが劇中に近いですね。



トランスフォーム


ビークルの前部を展開して足にします。


ローターの周辺を開いて腕にします。このときローターは畳みます。


最後に腰を回し、後部を折りたたんで頭を展開させます。
機銃は足の中に折りたたみます。

私の所持しているものは着陸脚を折りたたむ部分が硬く、ナイフで削って調節しないと曲げることができませんでした……


ロボットモード



ゲームよりはほっそりした体型で、ローターが背中ではなく腕にまわっているのが気になります。(元画像:http://www.seibertron.com/transformers/news/new-transformers-fall-of-cybertron-profiles-perceptor-vortex-grimlock-and-swindle/25246/)

膝にビークルのフロントが来ているのはG1をリスペクトしているようにも思えます。


バストアップ


変形があまり関係ない胴体はゲームに似ています。
私の所持しているものは口の塗装が汚かったです……


ロボットモードで比較


ボルテックスはプラチナム版もTG版も同系統の色合いで、好きな方を選ぶといいかと思います。
煌びやかなTG版と、薄暗いプラチナム版という感じで差別化されています。



武器は持たせる位置を変えることで剣と銃の使い分けができます。


ポーズはそれなりに決まりますが、首がほとんど動かないので締まりがないですね。


膝関節は変形用の関節と膝関節が別途に用意されており、見た目が自然です。


腕関節は伸ばした時の見た目がやや変なのと、80度程度しか曲がらないのが気になります。



腰蓑のようなパーツはパネルが上がることで足の可動を阻害しません。



ローターが腕に配置されるので生かしてみました。


以上、ボルテックスでした。
変形そのものは腕の展開の仕方が楽しいですが、設定と似てなかったりと物足りない出来ですね。
脚に機銃と合体モードの拳が互い違いに収納されている構造は目を見張るものがあります。



次回はブルーティカスを紹介します。