今日もいつもの様に日が沈もうとしています。

先日GISTと戦い続けてきた友人が旅立たれました…

今日は出棺の日です。

平滑筋肉腫という病気になり途方にくれて出席したセミナーが最初の出会いでした。


「6年にも及ぶサバイバー人生」


セミナーなど、辛くないのか?

身体に悪いんじゃないのか?


なんて考えている僕の目の前を走り抜けたのが、おとうちゃんとの出会いでした。

彼からは沢山の勇気を頂きました。

つい先日、緩和ケアに入ることにしました。充分にやる事はやった満足してます。

とメッセージを頂きました。

僕も現在入院中…


すぐに行きたかったけど、カミサンが変わりにお見舞いに行くと言うので


状況を聞いてみると


「チョッと走りすぎて身体に無理をさせ過ぎちゃったから、、、

なぁに一服したらまた歩き出しますよ!」


と見舞ったカミサンが逆に元気付けられたそうです。

それを聞いただけでなんだか安心できてしまう、そんな方でした。


Que sera, sera


病室にはあまり動くものがありません。

自然と一粒一粒落ちる点滴薬に目が行きます。

この空の下、どこかの病院で行きたい気持ちをこらえて

同じ病と戦う仲間もきっと見ていると思います。


この一滴は回復へのカウントダウン。


この一滴の刻む時間は輝く明日への第一歩。

退院したら必ず会いに行くからね。

なんて思いながら千葉の方角を見ていると、

カメラでは良く写らなかったのですが、

なんと虹が出ています!

Que sera, sera

海面と雲の間に、そしてこんなに晴れた日なのに、


3時40分頃、彼は自宅方向から歩いて会いに来てくれたのかなぁ~




ご心配お掛けしました。
本日、無事にICUを出ることが出来ました。
また、沢山の励ましのコメントありがとうございました。

今回の手術は難しいと聞かされていたので内心はハラハラドキドで当日を迎えました。
CT画像に写っているだけでも7箇所程度あり尿管や膀胱、神経に絡みついている事が想定されており、厳しい手術になるとの予定でした。

やはり、右足の運動を司る神経に尿管を巻き込みながら絡み付いていた1番大きな腫瘍、何とか神経ははずれましたが、術後の先生の開口一番が「右足は動く?」でした。
感覚も動かすことも出来ますが、あと少し遅かったら右足は動かなくなっていたとの事です。

また、尿管を切除、恥骨の一部切除、膀胱の3/5切除、そして縫合痕の切除、肉腫の切除、ついでに疑わしき脂肪の切除(^^;
聞いただけでも壮絶な手術だったと実感いたしました。

朝の9時から、ICUで意識が戻ったときに急にドド~ンと花火大会が始まった事を考えると長い手術になりました。

途中で諦めず最後まで全身全霊でやり遂げて下さった先生方に本当に感謝すると共に、ご手配くださったT先生、励ましてくださった皆さん、側で付き添ってくれた家族に本当に感謝感謝の一日でした。

人間一人で生きているのではありませんね!

こうしてまた、皆さんにご報告できる喜びを実感してます。

P.S.
摘出箇所が多かった為か熱が下がらず、まともに文が書けていないと思われますが、ご勘弁ください。

いよいよ明日です。


今日はのんのん姉さんがめでたく涙のご退院(笑)をされて、

お話し相手がいなくなって寂しいなぁと家族と話そうかと思った瞬間から、

手術の確認に色々な方が訪れてバタバタでした。


最初の話では今日の夜と思われていたニフレック(腸内洗浄剤)2ℓも15時にはを飲む事に…

PETで集積のあった箇所を念のためと耳鼻咽喉科の診察を受け、先生方の説明に望みました。


明日は再発肉腫をガッポリと取っていただく過程で、

尿管切除、腸管部分切除、人工血管部分切除、膀胱部分切除

などが想定されており、術後はICUに入ることになっているそうです。


これだけの大変な手術を引き受けてくださる先生方に感謝しなければバチがあたりますね。


最後に先生が、近年は素晴しい薬や治療法がどんどんと出てきています。

何があっても一つ一つ対処してゆき、一年を大切に過ごされれば

素晴しい治療が出てくる可能性が大いにあります。

頑張りましょう!

と仰ってくださいました。


希望を持てる本当にありがたいお言葉だと思います。


手術が怖いものからあり難いものへと大変身の一日でした。


でも、夕方に点滴管が一本。。。やはり痛いですね(^^;


いよいよ明日、のんのんさんの退院クラッカー


男としてしっかりと見届けてから一人戦場におもむくなんざ、

ちょっとカッコいいよなぁ~得意げ


なんて言ってますが、引きつった顔を見られず助かりましたあせる


昨日長編のブログを書いたのですが、UP時に 『 ポンッ ドンッ 』ガーン


慣れない事はするもんじゃぁ無いですね汗


人工血管をスムーズにする為の薬を止めたためか、

足に赤いアザのような物が出来、熱をもって触ると痛い状態です。

抗生物質を処方してもらい飲んでいますが、仕方の無い事だそうです。


いよいよ明日から絶食?

そして下剤…


入院して何もしていないのに既に4kg体重が減っていますので、

ちょっとシャープになりそうですにひひ


って喜んでるだけ余裕がありますね(笑)


さぁ のんのんさんに続くぞぉ~~!!



Que sera, sera

肉腫の摘出手術が来週金曜日に決まりました。


叩くと「なにくそ」と思うのか直ぐに復活してくる憎いやつ、
そんな根性僕にあったらもっと出世していただろうなぁなんて考えつつ
今度こそ!と決意を固めています。

良い環境で信頼できる先生に執刀して貰える事は
本当にありがたい事だと思っています。

やはり簡単な手術ではないとの事ですが、
まな板のマナティーですので、全てをお任せして望みたいと思ってます。

先輩ののんのんさんも来週にも退院か、という状況を見ていると、とても勇気をいただけます。

術後は再発周期を考えると抗がん剤治療に入ったほうが良いかとT先生にご検討いただいています。
「アドリア」か「GT」か、仕事上はやはりウィッグのお世話になるんだろうなぁ・・・
ロンゲにしようか、アフロにしようか、眉毛はどうしたらいいんだろう。。。
なんて訳わからない事を考えてます(笑)

さぁ~気合入れて最後の外泊遊ぶぞぉ~~!!! (笑)


それから先月娘がバーゲンで買ってきたスエードの生地を使って初めてのズタ袋作りに挑戦しました。
体調の事で色々あったのでのびのびになりましたが昨日、ほぼ出来上がりました♪
みんなの反対を押し切って派手なトメにしちゃいました(^^;

材料費に2~3千円掛かったので、つくづく袋は買った方が安いと感じました(笑)

でも、手作りはエコの原点ですよね。
きっと壊れても修理できるし、捨てにくいから、、、

Que sera, sera
スエードと革の採寸

型紙を作らなかったのでちょっと心配。

Que sera, sera
Que sera, sera

革のコバをカドを取り磨いてゆきます。

当然製作者の名前入りです(笑)


Que sera, sera
革の縫いしろに溝をつけて糸を痛まない様にします。


Que sera, sera
糸にロウ引きし縫い合わせていきます。


Que sera, sera
Que sera, sera

今回一番大変だった取っ手。。。

穴あけと縫いで何日掛かったかなぁ~


Que sera, sera

みんなの反対を押し切って大きめのトメにカービングを施します。

まずは絵を描きスーベルナイフで切り
Que sera, sera
刻印で凹凸を出していきます。


Que sera, sera

同じように仕上げてフタの完成

Que sera, sera
完成です!


3千円じゃぁ買わないといわれつつ、

革の切れ端から袋ができたので、エコという事で(^^;