今日もいつもの様に日が沈もうとしています。
先日GISTと戦い続けてきた友人が旅立たれました…
今日は出棺の日です。
平滑筋肉腫という病気になり途方にくれて出席したセミナーが最初の出会いでした。
「6年にも及ぶサバイバー人生」
セミナーなど、辛くないのか?
身体に悪いんじゃないのか?
なんて考えている僕の目の前を走り抜けたのが、おとうちゃんとの出会いでした。
彼からは沢山の勇気を頂きました。
つい先日、緩和ケアに入ることにしました。充分にやる事はやった満足してます。
とメッセージを頂きました。
僕も現在入院中…
すぐに行きたかったけど、カミサンが変わりにお見舞いに行くと言うので
状況を聞いてみると
「チョッと走りすぎて身体に無理をさせ過ぎちゃったから、、、
なぁに一服したらまた歩き出しますよ!」
と見舞ったカミサンが逆に元気付けられたそうです。
それを聞いただけでなんだか安心できてしまう、そんな方でした。
病室にはあまり動くものがありません。
自然と一粒一粒落ちる点滴薬に目が行きます。
この空の下、どこかの病院で行きたい気持ちをこらえて
同じ病と戦う仲間もきっと見ていると思います。
この一滴は回復へのカウントダウン。
この一滴の刻む時間は輝く明日への第一歩。
退院したら必ず会いに行くからね。
なんて思いながら千葉の方角を見ていると、
カメラでは良く写らなかったのですが、
なんと虹が出ています!
海面と雲の間に、そしてこんなに晴れた日なのに、
3時40分頃、彼は自宅方向から歩いて会いに来てくれたのかなぁ~