アレルギー性鼻炎・花粉症 | 熱海でスパをお探しなら~鍼灸とスパとAIの融合~養生スパサロンcureNaへ

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千葉県八千代市 不妊・美容専門~プライベートサロン~キュアナ鍼灸治療院の永澤です。

 

 

昨日は今年初の薬膳研究会でした。

1月はイレギュラーなので、1回です。て

そして、昨日は旧正月、暦上のお正月です。

中国では、その日に全員1歳年を取る、という考えから『おめでとう』と言うそうです。

 

 

昨日は、とても嬉しいことが!

駅へ向かっている途中、遠くから『先生~!』と呼んで下さる方が。

私も、呼ばれてすぐ気づいたのですが、以前当院へ通われて赤ちゃんを授かった患者様でした。

見ると、女の子をお連れになっていました。

私が産後まもなくお目にかかったあの時の子が、もうこんな大きくなるなんて…。

月日が経つのは、本当に早いものですね、しみじみ。

電車に乗る前でしたので、長くはお話できませんでしたが、

患者様自身も、全く変わらぬそのお姿に安心致しました。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、本日は『アレルギー性鼻炎・花粉症』について、

薬膳(中医学)の立場から少しお話させて頂こうと思います。

 

 

今年は暖冬のせいで、花粉の飛散が早まりそうです。

量は、例年より少なめということでしたが…。

毎年、花粉症に悩まされていらっしゃる方、せめて今からでも遅くはない、対策を取られることをお勧め致します。

(本当はちゃんとシーズンより前倒しでスタートすれば、少しずつ軽くなりますよ!)

 

 

この花粉、日本ではスギをはじめ、60種類以上あると言われておりますが、

日本の人口の、なんと30%もの人が罹患しているので、国民病、などとレッテルを貼られてしまいました。

また、統計上小児では男児が、大人では女性が多く、

近年発症する年齢が早まってきている傾向です。

 

 

さて、一口に花粉症と言いましても、発症には個人差があり、花粉に接触しても

出る方と出ない方がいる、ということはおわかりですね?

 

 

それは何故か…単純に、他の要因もかかわっているからです。

中医学では、外因をアレルギー源(花粉など)とした場合、

内因が、ストレスなどの気の巡りの問題、肺気不足、脾胃の弱り、そこから発生する痰飲の問題、

が関係すると言われております。

特に、脾胃の弱りは1番宜しくないとし、他の病気の原因にもなります。

 

 

では、対策となると、一番大事なのは、これも当たり前ですが日頃の『養生』が基本ですね。

私達鍼灸師にできることは、今出ている症状を軽減することもですが、

普段から鍼灸でメンテナンスをされていると

正気』と言って、その方の生命力の回復につながります。

これが、病を治すのに必要な要素、これをなくして病気は治りません。

 

 

東洋医学の考えが、少しずつ広まってきているのは大変嬉しいのですが、

その分、間違った認識で、養生の仕方をされている方もいらっしゃいます。

自分が冷え症、だかと言って、単純に温めれば良いのかといいますとそうではありません。

 

 

現代人は、冷えのぼせ、の方が多く、

足は冷えるのに、のぼせたり、イライラしたり、不眠になったり、ニキビができたり、

これは、内部がアンバランスな状態になっているから起きている現象であり、

そういった方が、漢方の八味地黄丸を飲むと合わない為、かえってほてり、悪化していきます。

(実際、患者様でも多いパターンです)

きちんと、一度プロに相談し、独自の判断だけでは飲まないようにして下さいね。

 

 

まず、急性期のファーストチョイスとして、

それほど熱証が出ていない場合『小青竜湯』をお勧め致します。

症状として、水っ鼻、くしゃみ、鼻づまり、あとはだるさ、寒気、みられるのであれば、舌と脈。

鼻づまりの方が強い場合は『葛根湯加川芎辛荑(かっこんとうかせんきゅうしんい)』を。

 

 

先程、熱証と申し上げましたが、喉の渇き、目の赤み、便秘などですね。

あとは、やはり舌と脈をみなければわからないのですが、その場合

辛荑清肺湯(しんいせいはいとう)』を。

これに、蓄膿やアトピーも加わるようでしたら『荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)』を。

 

 

最初に、養生が大事だとお書き致しましたが、

現代人は、生き方を改めることなく、ただこれを飲めばいい、これを食べればいい、

そういう考えの方が多くなってきているように感じます。

 

 

先生も、人間本来の生き方を失いつつある、とおっしゃっておりましたが、

現代人は、正気が弱り、その為に妊娠力も落ちております。

それなのに、病院へ行って体外をすればできるのではないか、とか、そういう甘い次元のお話ではありません。

ましてや、よほど高齢でなければ、年齢の問題でもありません。

まずは、しっかり睡眠、栄養、運動、適度な休息、ストレス発散、

体重オーバーの方は減量、見直してみませんか?
 
 
ストレスに関しても、どうしようもならないことに対し、ずっと考えてばかりいては鬱になります。
自分が、どうやったら気持ちをニュートラルに持っていけるか、それを考えてみたら良いでしょう。
瞑想、おすすめですよ!
(今度、最近購読している本のご紹介いたします)
 
 
次回、日を改めて続きの『アレルギー性鼻炎・花粉症』慢性期のご説明をいたします。