妊活食 | 35歳以上の婚活×妊活ガイド 永澤夏樹|千葉県八千代市&東銀座

35歳以上の婚活×妊活ガイド 永澤夏樹|千葉県八千代市&東銀座

\結婚も妊娠も諦めない/
♦︎不妊専門キュアナ鍼灸治療院(千葉県八千代市)
♦︎不妊専門鍼灸サロン〜cureNaキュアナ(中央区東銀座)
♦︎cureNa mariage併設
開業13年目3万人の実績
鍼灸師/国際中医薬膳師/美容鍼灸師
アラフォー男女35歳以上の㊙️成功プロジェクト

いつもご訪問頂き、誠にありがとうございます!


先日発売された『30代からの妊活食』(岡田明子著)を読んでおりますが、
改めて皆様に食の大切さをお知らせしたいと思います。


東洋医学では、いつも申し上げるように、
1.食
2.鍼灸
3.漢方
の順で効果があるという考えです。
この比重を間違うと、時間がかかってしまいます。
そして、運動をし、睡眠・休養を取り、過労を避け、ストレスをためない、
これは鉄則です。


病気というのは、気の病と書くように、
元気というのは、気のあるべき姿というように、
この法則を考えた時に、
中身を根本から正さないで、
いくらホルモン補充をしても、
高度生殖医療を受けても、
それでは変わりません。
むしろお身体には負担がかかり、
より時間がかかってしまいます。


そして、お身体が整っていないのに妊娠しても、
その後が大変です。
初期から辛い症状に悩まされ、治療にもお越しになれなくなり、
仕事どころではなくなる方もおります。
こんな状態では、出産まで持ちこたえるのは大変です。


妊娠は、する前から始まっております。
妊娠したら、はい、終わりではありません。
出産もそうですが、
長い長い育児が待っております、そう、体力・気力がいります。


妊娠前からきっちりお身体のメンテナンスをし、
作っていくことで、
良い出産ができ、良い子が生まれ、
産後のひだちも良く、更年期も軽く済むのです。
目先の妊娠や症状だけではなく、
もっともっと長い目で見て、
その方の人生がよりよくなるように、
という思いでやっております。


さて、前置きが長くなりましたが、
いくつかお伝えしたいことが…
☆糖質過多
☆脂質過多
☆タンパク質不足
☆炭水化物抜きダイエット
☆カフェイン・アルコール摂取量
☆食品添加物
これらについて、妊娠の前にまず正しい知識を持って頂きたいです。


女性は、甘い物がお好きな方が多いようです。
それこそ毎日食べている、なんて方も昨今珍しくありません。
ひどいと朝食変わりに、なんてことも。


まず、糖質に関してですが、
お菓子以外にも、沢山の物に含まれているということ。
急に血糖値が上がったり、
そうかと思えば、急に下がってイライラしたり。
精神衛生上も、これでは良くありませんね。
もちろん、このイライラはホルモンバランスにも影響しますし、
排卵障害になることも。


砂糖をエネルギーに変換するのに、
多量のビタミンを消費します。
そもそも、現代人はこのビタミン・ミネラル不足の方が多いのですから、
不足している方は、当然卵巣や子宮まで栄養分は回りません。
妊娠力低下を招く恐れがあります。
全く糖断ち、が難しい方はせめてできるだけ、


次に、脂質ですが、
ホルモンの材料に脂は必要です。
が、ここでのポイントは質、です。


世の中には、様々な脂がありますが、
調理用にサラダ油を使用している方はいませんか。


このサラダ油、何がいけないかというと、
混合油だということです。
近年、問題になっているトランス脂肪酸の割合が高く、
このトランス脂肪酸、食べるプラスチックとも呼ばれており、
アメリカでは既に禁止されているのですが、
日本は規制がなく、マーガリン・ショートニング、
そして、珈琲に入れるフレッシュにも入っているので要注意です。


女性が脂質過多になっているのは、
家庭での調理からより、
スナック菓子やファーストフード、スーパーなどのできあいのお惣菜からです。
安いものには訳がある、覚えておいて下さい。


尚、調理で使うものはオリーブオイルが一番お勧めです。
オメガ3の豊富な亜麻仁油やエゴマ油は、熱に弱い為、
サラダや出来上がる直前にまわしかけるようにして摂取しましょう。
ちなみに、この油一日の摂取量はティースプーン1杯位で十分だそうです。
油は、とにかく酸化しやすいので揚げ物を食べる場合、
控えるか、出来立てを召し上がるようにしましょう。
お魚の脂は良いので、特にさんま・サバなどの青魚を意識してみて下さい。


ベジタリアンに多いのが、
お肉は食べませんという方。
タンパク質も脂質と同じように、ホルモンの生成に欠かせません。
野菜・果物を食べているから栄養は足りてると思いがちですが、
栄養もバランスが大事、
現代の女性はどの年代でも不足しがちなので是非見直して下さい。


最近、巷では炭水化物抜きダイエットなるものが流行っておりますが、
宜しくはないです。
炭水化物には、
便のもととなる食物繊維も含まれており、
途端に便秘になったり、
大切なエネルギー源なので、栄養のバランスを崩します。
一日一度は、きちんとご飯を摂取して下さいね。


カフェインですが、一日何杯までは平気ですか、
という質問をよくされます。
1~2杯程度でしたら問題はありませんが、
妊娠を考えているのでしたら、それ以上ですと多いかもしれません。
アルコールも、お好きな方が多いですが、
妊娠を考えているのでしたら、
こちらも最低でも排卵日付近、妊娠の可能性がある時期はやめておきましょう。


食品添加物も同様。
妊娠を考えているのでしたら、極力避けたいところです。
今は、何にでも食品添加物は入っているので、
買う前に裏面の表記をよくご覧になってから購入して下さいね。
インスタント食品もそのひとつですが、
塩分過多になることと、
先程のトランス脂肪酸を含むので、妊娠には大敵。


口に入れるものは、
薬にも毒にもなります。
赤ちゃんにも影響が及ぶと思うと、
安いから、簡単だから、美味しいから、という理由だけで選ぶのはやめ、
もう少し慎重になっても良いのではないでしょうか。