勝負の世界 男子
個人戦団体戦を観て
立場状況の違いで人は変わりますね
個人戦で優勝した2名は自分の武器を
最大限に発揮し一本取るという
気持ちが強かったです
幸助(前商2年)は昨年に続き連覇達成
自力でも他選手を上回っていましたが
隙を見せず相手を追い込んで全一本勝ち
強かったです
大和(前商1年)は無差別級王者に
初の個人戦全国出場を決めました
誰よりも早く朝練前から取り組んでいたと
聞いていました努力は裏切りませんね
2人ともおめでとう
団体戦におきましてはまた違う
場面が観れました
先ずは勢多農の大雅(1年)
更に身体も大きくなって力も付きました
格上相手とも戦えるようになりました
まだビビり腰が出てますけどね
そして常磐高校の貫太(1年)
前日の個人戦では手堅く勝とうと小手先の
柔道をして早々に敗戦しました
団体戦では人が変わったように強気の
柔道を見せてくれました
最後は優勝した前商の幸助と大和
幸助の決勝戦は早々に指導2を奪ったため
試合を楽に終わらせようとしたのが裏目に
豪快に投げる姿が見たかったですね
大和は前日決勝戦時に足を負傷しましたが
本人の強い意志で準決、決勝に出場
決勝戦は貫太と対戦 立場の違いを
大きく感じた試合でした
印象的だったのが貫太と大和の決勝対戦
二人は中学から親元を離れ、私と共に
中学生活を送り一緒に歩んできた
高校に入って3度目の対戦
互いに凄まじい執念だった
私としては両者に笑顔で終わってほしい
しかし勝負の世界は必ず勝者と敗者が出る
インターハイ予選団体戦では逆の立場
これからも切磋琢磨して全国で活躍
出来る選手になってくれると信じてる
そして幸助は最後の選手権
笑顔で終わってほしいですね
あの日本武道館で
PS
新聞切り取り写真がありました
37年前の高校選手権予選団体戦
前橋育英が初優勝した時です
勝って当たり前と言われたチームでした
そのプレッシャーは相当なものだったと
今でも記憶しています
今も昔も勝負の世界は厳しいですね
昨年の今日の記事