言わない、ということは

何かを言うこと


言うこと、とは

何も言わないこと


僕はけっきょく、

何も言わないで、何かを言っていた。


何を言っていたのか、

自分ではよく分かっています。

前の日記でふれましたが、すべてが、偽善者、偽のヒーロー、エサに、思えたから。



それはそうと、

仏教では、

六根、ということばがあります。

眼や耳や鼻や舌や、身(皮膚)や意(こころ)

にふれるものは

極力避けるように、と言われます。

なぜなら、

苦しみのもとをつくりだすからです。


僕は

音楽ってなんだろう、と考えていました。


音楽は何回も聴くと、どんな音でも、いやになってきます。

どうして?


この

「どうして」


ということは、僕のひとつの、

こころの中の

カテゴリーの中の、ひとつになっています。


どうしても、自分で探さなければいけません。

自分で探すことは、智慧(ちえ)といいます。知恵とは違います。