ただひたすら何もない道を

まっすぐどこまでも歩いていく。

終わりが無いのかもしれない、


僕の頭の片隅には

そんな考えが浮かんでは消えた。


僕は一人しかいない。

周りには誰もいない。

ただまっすぐな道があるのだ。


それは

僕のためにあらかじめ用意された道なのかもしれない。しかし、いったい誰がそんなことをするのだろう。


僕はいっぽいっぽ、歩いているときに分かってきたことがある。それは、ただひたすらこの世界というのは現実的だということ。とてもリアルだということ。


死という終わりがいずれ来るのかもしれない、それでも終わることはない道。消えることはない。

僕にはそれについてはっきりと分かる、現実的に。


僕に出来ることは何か?


ただひたすら歩いていくこと。

どこまでも歩いていくこと。