僕は大学時代、

今から20年前、

バンド活動をしていて、ボーカルを担当していた、

でも、うまくいかなくて、

鬱になってしまい、

毎日、起き上がれなく、寝たきりだった。

(東京、杉並区に一人暮らし)


違法ではないドラッグを

ネットで手に入れて、

それで、

気持ちよくなりながら、

飛び降り自殺をしようともくろんでいた。


何回か、マンションの上にのぼって、

死ぬための予行練習をしているとき

ドラッグの作用で、

バットトリップをしてしまい、

別世界に行ってしまった。


そこは

『永遠にひとりきりの僕の世界だった』





もどってから、

僕は、しばらくして

精神病院に入院した、

そういう、経緯、

はじまり

がある。


「僕、ひとり」


という言葉を僕がよく口にするのは

そこから来ている。



仏教の言葉で、諸法無我(しょほうむが)

という言葉がある。

これは、僕たちは決してひとりになることはできない。


つながりの中で生きている。


という意味。


僕がいまスマートフォンをいじってるのも、スマートフォンを作る人がいた、

僕が寝るのも、

ベッドを作った人がいたから、


何をするにも、誰かが、そこに必ずからんでくる。


最近僕は、

つくづく、僕は、ひとり、と言っても、ひとりにはなれないんだな。そういう世界なんだ、と思ったりする。


もし、僕がほんとうにひとりなら、

ひとり、という言葉さえない。

ひとり、というもの、概念があるのは、

みんながいるから、、


だから、

僕は、


ひとり


について、、

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