『人生、ここにあり!』(2009)
監督・脚本:ジュリオ・マンフレドニア
U1さんとシネ・ウィンドで見てきた。
54週ものロングランを打ち立てた作品だけあって、たしかに大衆ウケしそうな筋書きではあった。
でも、日本じゃ絶対にオープンで描けないような場面が多くて、新鮮だった。
小ネタも面白くて、観客もみんなして笑っていた。
患者たちが投薬を減らしたことで始終勃起するようになり、
女を渇望するようになるくだりがある。オープンでしょ。
それで男性患者がみんなこぎれいな身なりをして小型バスに乗り込み、娼婦を買いに行くのだ。
(この手配をするのも、主人公の労働組合のマネージャーの仕事だから、笑える。)
すっごく下品なんだけど、見てて微笑ましくなっちゃう。
患者たちが自分の特性を生かして仕事をこなしていく過程を見るのも面白い。
特にお菓子のかけらでモザイク遊びをしていたルカが、
寄木張りの職人になっていくのは痛快だった。