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Cup Soup

いちにちの中で、いちばん考えたこと。

交換日記に限りなく近いなにかです。



『赤い靴 デジタル・リマスター・エディション』(2009)
制作・脚本・監督/マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー

卒論を書き終えたぽりあんなちゃんと久々にデートした。
口頭試問会でBと対峙するためのワンピースを一緒に選んだり、
フレッシュネスバーガーでビートルズを聴きながら猥談に花を咲かせたりと、
とても楽しい時間を過ごせた。

デートの中で、バレエ好きな彼女と観た映画がこれ。

バレエ映画を見るのは初めてだったけど、美しすぎて何度でも観たい!
卒論のとき、ロイ・フラーの踊りの動画をひたすら観てたのだけど、それと同じで、
女性がスカートを翻しながらくるくる動くのをみるのは、実に快感だなぁと思う。

恋に生きるか、芸術に生きるか。
プリマに突きつけられた究極の選択。

だけど私はもっともっと陳腐にとらえてしまった。
家庭に生きるか、仕事に生きるか。

たっくんは芦田先生のウケウリで、
「家庭から出て働く女には悲劇しかない」
ということを言っていた。

いまや夫の帰りを待つだけのお姫様じゃ、暮らしていけない時代になった。
どちらかを選ぶしかない女って、実は悲しい生き物なのかも知れない。


劇場版神聖かまってちゃん『ロックンロールは鳴りやまないっ!』(2011)
監督:入江悠

私にとって神聖かまってちゃんといえば、ムッシュウだった。
Bにとっての林檎と同じくらい。
かぶりつくようにかまってちゃんの楽曲を覚えて行ったけど、
ムッシュウが何を持ってこのバンドにハマったのか、しばらくわからないままでいた。
そもそも、バンド小僧にとって「ロック」とはどんな意味を持つのかすら分からなかった。

数か月して、ようやく分かってきた。
かまってちゃんをみてると思うのは、本当に歌詞に思いを込めながら歌ってるなぁということ。
目を見開いて歌うの子は迫真で怖い。
歌詞の脈絡も良く分からない。
だからこそ、人間の気持ちの曖昧でどうしようもない部分を著実に表せているように思える。

「こんな頭悪そうなやつの言うことに共感しちゃうのはとても悔しいけど、なんとなくわかる」

これが私がかまってちゃんリスナーになった理由だ。

さて映画の感想を。
みうたんが「なかなかおもしろいのである」というだけあって、なかなかおもしろかった。
かまってちゃんの周辺と並行して、全然関係ない人たちの群像劇が織りなされている。
主に家族とのすれ違いとかね。

最終的にその群像劇はかまってちゃんのライブ映像配信によって収束されてる。
なんで状況も立場も違う複数の人間が見知らぬバンドの
ライブ映像を観て感動するのか、ちょっとご都合主義だとは思うけど、
の子が一生懸命歌う姿は説得力があった。

聞き心地のよいmonoくんのピアノ、の子の叫び、
それに合わせてハッピーエンドに向かう物語を見せつけられるんだから、
泣かないわけにはいかなかった。ぷはー。

スタッフロールも、『芋虫さん』のPVみたいに
クレヨンで描かれてるところがかまってちゃんらしい。とても好き。

あとどうでもいいけど、の子がライブで着てるワンピース、
crispに売ってそうで可愛らしい。


『宇宙人ポール』(2010)
サイモン・ペッグ&ニック・フロスト/主演・脚本

先週、劇場で予告を見た時は、こんなCGで作った宇宙人の話なんか観に行くもんかと思ってた。
けど、クリスマスにずーと出かけることになり、せっかくだから映画も観ようということになった。
Tジョイには、ハリウッド至上主義の彼のお眼鏡にかなう映画はあまり用意されていなかった。
ということで、前からわたしが推していたシネ・ウィンドに行くことにした。

宇宙人ポールは見てるうちにどんどん可愛く思えてきて、
みんなが別れを惜しんでポールにハグするシーンがうらやましかった。

あと、面白かったキャラは、ヒロインで信仰に厚いキリスト教徒のルース。
ダーウィン進化論を真っ向から否定していた彼女だけど、ポールに宇宙の真理を見せられたあと、
どうにでもなれと下ネタばかり言う娘になっていく過程が面白かった。
ポールのことを「この精子野朗!」と呼び付ける。痛快!

イブのシネウィンドはいつもより混んでいて、ほぼ満席。
みんなげらげら笑って映画を見ていた。
あの劇場に彼を連れていけて良かった。

夜はケンタッキーと不二家のケーキとスパークリングワインを買った。
さらにサラダとオムハヤシを作って食べた。
イブのディナーにいいお店を予約するような付き合いは、まだまだ先になりそうだ。
最近、仕事で忙しかったから、こうして休日に癒されてるだけでも幸せなのだ。
今年もあと4日、お仕事頑張ろう。