ぽりあんなちゃんと古町デートをしてきた。
今年の卒業式が迫ってきた。彼女はもうすぐTOKYOへ行く。
まずは荒木経惟の写真展『堕落園』を観に行った。
私はこの日はじめてアラーキーの名を知ったのだけど、結構楽しめた。
植物と、少女の人形と、怪獣の模型。
被写体はこの3種類しかない。
でも、被写体は役者になり、物語はきちんと動いていた。
あたかも子供がよくする人形遊びのように。
アラーキーの想像力に感動した。
次は文具屋に行った。
文房具をじっくり探すのがあんなに面白いと思わなかった。
いつもホームセンターとかロフトの画材コーナーを見ていたけど、
街角の老舗もなかなかやるなぁとびっくりする。
スケッチブックと茶色のボールペンと、みどり色の色鉛筆2本と、鉛筆削りを買った。
いよいよ思い出スクラップブックを始動させたい。
憧れだった白十字にも行った。
コーヒー専門店だと思ってたけど、サンドウィッチがなかなかに美味しい!
そしてオレンジジュースも絞りたてという感じで感動した。
そのあとちふれに行き、二人でおそろいのオレンジのチークを買った。
これで若々しいOLライフを送ろうと思う!
最後にぽりあんなの卒業式のドレスに合わせる髪飾りを選んだ。
バレッタは可愛かったけれど、どれもいまいちで、
結局見つけてあげることができなかった。残念。
お別れの時間まで私たちはコントみたいな会話をしていたのだけど、
彼女が帰りの切符を買ってようやく、お別れを意識してきて、
悲しくてどうにもならなかった。
またすぐ会えると信じて彼女の背中を見送ったけど、最後まで見てると泣きそうになって、
結局ビドフランスの前あたりで号泣してしまった。
大学を出て、ひとりでぷらぷら美術館や映画館に行ったけれど、
感想を語れる友達がいなくていつも寂しかった。
小難しそうな企画に気軽に誘えるのは、新潟ではぽりあんなちゃんだけだった。
そしてありがたいことに、彼女はいつも快く誘いに乗ってくれた。
買い物にも付き合ってくれたし、愚痴も聞いてくれた。
彼女だって辛いことなんてたくさんあったろうに、私の話ばかり聞いてもらっていた。
あと、思えばよく一緒にパスタを食べてた気がする。
大学1年生のとき、生物の教養の課題で、一緒にマメ科の植物を探して仲良くなったのだった。
大学2年生のとき、三鷹の森ジブリ美術館の屋上で、一緒にバルスをした。
大学3年生のとき、近美によく行った。スプリンクラーに濡れたりしてたね(笑)
大学4年生のとき、ロシアから帰ってきてくれて嬉しかった。定演に彼氏と来てくれて嬉しかった。
社会人になっても、学生みたいにカンディンスキーなんぞを観に行った。
ちょっと振り返っただけでも、あの子との思い出がこんなに湧き出してくる。
走馬灯みたいに駆け巡って、今夜は眠れなさそう。
ありがとう、ぽりあんな。
君と一緒に文コミで勉強できて、とても楽しかった。
TOKYOに遊びにいくね。
つらかったら、いつでも電話してね。
手紙も書くからね。
愛してる。

