今日も真っ黒になったカラダを洗い流し、ご飯も食べた。

さぁ 書類を書くことにしよう。

 

 

私は夫婦の物。旦那は自分の山道具や自転車など趣味の物を分担して書くことに。

これがまたちょっと面倒くさい。

 

一個一個全部書くのか。。

一部屋づつ思い出してとにかく順々に書いていこう。

TVの声だけが響く中、黙々と二人して書き続けた。

あっという間に紙が足りなくなってしまい、続きは明日用紙をコピーしてからだ。

書いてみると本当に膨大な量の物があの家に収まっていたんだと実感する。

取りあえず書いた分の金額なんか計算してみようかな。。

書いた分の合計がお互い500万を軽く超えた。

家財保険500万じゃ全然足りないよ。

結婚してから24年間で少しづつ買いそろえた物。それがほとんど無くなったんだ。

 

旦那の部屋が1番被害が大きく、高額の自転車も何台も燃えて熔けてしまって跡形もない。そろえた工具もコンプレッサーも山のバカ高い道具も。

あの部屋にこんなに物があったんだ。

細かく書き出されたリストを見て  改めて無くしたものの大きさを知った。

 

当初からそうだけれども、あまり怒りは湧いてこない。

ただ喪失感だけだ。