家を継ぐことに
強い抵抗を感じた私は、

カウンセリングで相談しました。



母は、家を継ぐために
色々と我慢してきたみたいなんです。

みんな何かを抱えているんだから、

私だってある程度 我慢して
家を継ぐのは、必要なことだって
前に言われたことがあります。



私がそう言うと、
先生は言いました。



そうなんですね。


でも、冷たい言い方になって
しまうかもしれませんが、

家を継いだことは、
お母さん自身の選択です。


お母さんが我慢したから
にこさんも我慢しなきゃいけない、
ということはないんですよ。



でも、家を継がないと言ったら、
家族を裏切るみたいで嫌です。


できれば家族の希望に沿いたいんです。


彼は婿養子に入ると言ってくれているので、
私が我慢すれば、全てがうまくいくし・・



私がそう言うと、
先生は質問してきました。



にこさんは、
どんな自分になりたいですか?




えっびっくり


急に予想外の質問がきて、
びっくりしました。



どんな自分になりたいか・・・??









・・・・その質問、
答えるのが恥ずかしいんですけどキョロキョロ





そう思いながらも、
少し考えて、

自己犠牲せずに、自分の人生を
楽しめる自分になりたいです。

と答えました。




私の答えを聞いた先生は、

そうなんですねニコニコ

と、笑顔で返してきました。




人生の選択に迷った時、

“こうありたい自分”という
目指すものがあれば、

人生の指針になってくれます。



落ち込んだり怒ったりする
気持ちは悪いものじゃないし、

消す必要もありません。



そういう気持ちが出た時は、

“こうありたい”と思う自分に
なるための、分岐点にいる時です。



落ち込んだりイライラする気持ちは、
なりたい自分になるための、

大切なサインなんです。



私は先生の話を聞いて、

自分が感じている気持ちは、
大切なサインなのかもしれない
と思いました。



家族の希望どおりにすれば
喜んでもらえるし、
責められることもないし、

一時的には満足できるかもしれません。



でも、そのために自分の
気持ちを犠牲にしたら、

苦い気持ちがずっと
残ってしまうと思いました。



そして、家を継いだことで
嫌な思いをすることがあれば、

親が言ったからこうしたのに!

と思ってしまうかもしれません。



勝手に自己犠牲をして、
親を恨んでしまうような人生には、
絶対にしたくないと思いました。



罪悪感も出てくるし、
私にとって難しい選択でしたが、

今はまだ心から家を継ぎたいとは
思えないので、いったん話を
保留にすることにしました。



もう少し時間が経って、

いつか両親への気持ちにもっと
折り合いをつけることが出来たら、

その時にまた考えたいなと思いましたニコニコ