芸術家の彼を追いかけ続けて。 -4ページ目

芸術家の彼を追いかけ続けて。

20年以上前。彼の駆け出しの頃。この人の魅力の虜になった。そして私も彼に釣り合うようにと努力し追いかけ続けた。そしていま、私は彼から信頼を頂いている。そして私も名前が売れるようになった。なのに焦燥感にかられるのはなぜなんだろう。

私を含む色々な女性達に対する
芸術家の彼の口説きかたは
現在、回想してみても…とても鮮やかだったと思う。

と。①に書いたが…
本日は続きを書いてみようと思う。

芸術家の彼が、まず私に行って来た1番目の
【仕事直前メール攻撃】
これをスルーしていた私に次にやってきたメール攻撃は…

【自分の悩み相談メール攻撃】
であった。

ある日から突然。
私に来るメールの内容が…彼の悩み相談になり始めたのだ

私の場合、
頂いたメールで印象的な内容は

【最近の自分は[芸術家]としては評価され始めているが、仕事以外の自分を誰も見てくれない】

という内容のモノであったと記憶している。

これもファンには垂涎モノ。
なぜならば
当時、芸術家の彼は…
海外で賞を取った後で、多忙で人気の波に乗り出していた所だったから

【キャー、あの〇賞を取った〇〇先生が、この私にプライベートなお悩みを相談してくださった】

となるからである。

しかし、私は…
このタイプの悩み相談を、彼から受けて喜んでた女性達を、沢山沢山、彼の[母親役の親友]として、今まで彼の横で見てきた立場だったので

【ふーん、お次はこのパターンですかー】

とライトに聞き流していた。

なぜならば、彼から口説かれ始める前の[彼の親友]としての私は…
芸術家の彼から、よく

[今の僕は現在の状況に満足しているよ]

という話を、よく本人から聞いていたからだである。

だから私は、このテの内容で深く彼が悩んでいるとは、とうてい私には感じられなかったのだ。

だから、
冷静に、かつ、彼のテの内が読めたので、スルーしつつワクワクすらしていた。

今、回想してみても…
当時の私は、芸術家の彼と
[家族的な親友]
になり過ぎていたように思う。

いや、そうなるように…長い年月をかけて自分自身で律してきたのだと思う。

だからその成果が出て[男性]とは思わないようになっていた。

だからこそ、
あんな色々なメール攻撃にも笑い飛ばせていたのだと思う。

だからこそ、その後、
だんだんと私自身が【混乱期】に突入するようになるとは、当時の私は考えてもいなかった。

ほどなくして…
彼がメールではなく、ジワジワとさりげなく鮮やかに【行動】に出るようになっていった。

…つづく…