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千穂です
いかがお過ごしでしょうか
こんにちは!
ワタシが好きな作家さんで
黒川伊保子さんがいます。
脳科学、人工知能の研究者ですね。
この本の中に、それって
過去の気持ち=インナーチャイルドの話 じゃん!ってことが載ってました。
作家のお母様のお産の時に
まつわるエピソード。
わかりやすかったので
かいつまんで紹介しますね
お母様が、作家さんを生んだとき(お正月、しかも帝王切開、出産後2週間)
姑に「本家の嫁が正月に寝込むなんて」といわれ、正月に台所にたつはめに
かばってくれるはずの、お父様は
「お産は病気じゃない」
そのあと、お母様は産褥熱を出し、倒れて、、、て話がでてきます。 後で助産師さんに産褥熱で命を落とすこともあるときいいたお父さん 真っ青!
それ以来、何かと、それを30年間蒸し返されて、その都度、ひたすら謝りつづけたそう
そんな蒸し返しが、30年めにふっつりと止まったんですって
それは
作家さんご本人のお産の時のこと。
作家さんのご主人と連絡が、とれず
(里帰りされていて、そこにいた)ご両親、お父様がそばにいて、陣痛の波が来るたびに娘と孫ちゃんが苦しむ。背中をずっとさするお父様。おわらないよね。
とうとう、お父様が「お産って、本当に大変なんだね。あの時、お前のそばにいてやればよかった、もっともっと優しくしてあげればよかった」といったそう。
その言葉をきいて、お母様は涙をほろっと流したあともう二度お産の話を蒸し返すことはなくなったそう。(引用 不機嫌のトリセツ 黒川伊保子書)
(他もおもしろいからよかったら読んでみてね)
蒸し返された時に謝る のは 一時しのぎ
とまでいってらした。
ほどく 解く、ってこういうことですよね。
思ったんだけど、
この例は、相手がいて謝ってくれて共感してくれたけども、もし、その相手がもうそこにいなかったら?(別れたり、転居とかいろいろありますよね)
いつまでも長年ぐちぐち言ってるのももったいなくないですか?(この場合、30年ですよ 下手したら持ち越します)
その間、ずーっと奥底には
怒りのエネルギーがあるわけで。
影響しますよね
自分でみつけて、自分で解消、癒せたら、いつまででもぐちぐちいわなくていいよね。
少なくとも、怒りからは
解放できるんじゃないかなぁと思うのだな。
そんなことを思った午後。
穏やかな一日をお過ごしください
ありがとございます
千穂