施術が終わったあと

「なんか途中、泣きそうになった」と言われることがあります。

 

痛かったわけでも悲しかったわけでもない。

体がゆるんだ瞬間に何かが一緒にあふれ出た、みたいな。

 

同じようなタイミングで急に呼吸が深くなる方もいます。

 

そういう施術の日は決まって「今日すごくよかった」と言ってもらえる。

 

なぜだろう、ととても不思議でした。

同じ手技なのに、何がこの差を生んでいるんだろう。

ずっと観察して、考えて、たどり着いたものを

今は施術の流れに組み込んでいます。

 

 

私の、そしてスクールでお伝えしている施術には、

感情の流れを設計するという考え方があります。

 

安心 → 浄化 → 高揚 → 微睡 → 統合

感情曲線、と呼んでいます。


 

最初に安心を作る。

体が「ここは大丈夫」と受け入れる状態になってから、深い層にアプローチしていきます。

 

ここを飛ばして、いきなり強い刺激を入れても体は応えてくれません。

筋肉が防御反応を起こすからです。

「痛いけど効いてる」という感覚は、実は体がこわばったまま受けている状態であることも少なくない。

安心の土台ができた体は、受け取り方がまるで違います。

圧が深い層まで届くようになり、体の内側から変化が起き始める。

 

そして途中で浄化のフェーズに入ると、

溜め込んでいたものが動き出すことがあります。

涙が出る方がいるのは、このタイミングだと考えています。

 

これは感情的に泣いているのとは少し違います。

体がゆるんだことで、ずっと抑えていた緊張や感情が物理的に解放される。

特に肩周りやお腹が硬い方は、呼吸が浅いだけでなく、

感情も一緒に閉じ込めてしまっていることがあります。

 

 

最後の「統合」は

バラバラだった体の感覚がひとつにつながって、静かに着地する時間です。

施術の終わり方にも意味を持たせています。

人は最も強く感じた瞬間と、終わり方で体験を記憶をするからです。

 

 

「気持ちよかった」で終わる施術と、

翌朝まで体が覚えている施術の違いは、たぶんここにあります。

 

体だけではなく、感情の流れごと整える。

それがわたしの施術で一番大切にしていることかもしれません。

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