皆さまは入浴剤をどうやって選ばれていますか?
私は断然「香り」でした。
ラベンダー、ゆず、森の香り。
本格的なアロマのものもたくさんあって
パッケージを見て
その日の気分で選ぶのが楽しかった。
しかし
40代を過ぎてから、
選ぶ基準が変わりました。
今、自宅の湯船に入れているのは
塩化マグネシウムです。
香りも色もありません。
お湯に入れると、少しだけやわらかくなる感じがします。
けれど、体の反応が違うのです。
マグネシウムは、
筋肉の弛緩と神経の安定に関わるミネラル。
現代の食生活ではマグネシウムが不足しがちだと
言われています。
ストレスでも消費されてしまう。
40代以降
「なんとなく体が硬い」
「足がつりやすくなった」
「寝つきが悪い」
そういう方は、
マグネシウム不足が関わっている可能性があります。
塩化マグネシウムの特徴は、
経皮吸収、肌から吸収されること。
口からサプリメントで摂る方法もありますが、
マグネシウムは腸で吸収されにくい性質があり、
摂りすぎるとお腹がゆるくなることもあります。
(身近なマグネシウムといえば豆腐を固める「にがり」でしょうか)
入浴剤として皮膚から入れる方法は、
消化器を経由しないぶん穏やかで、
続けやすいと感じています。
(ご家族全員に効果があるのも嬉しいですね)
使い方はとてもシンプルです。
湯船に大さじ3〜5杯ほどを溶かすだけ。
お湯の温度は38〜40℃くらいのぬるめ。
熱すぎると交感神経が優位になって
逆に体が緊張してしまうからです。
15〜20分ほど浸かると、
じんわりと体の芯があたたまるのがわかります。
汗をかきやすくなる方も多い。
入浴後は筋肉がゆるんでいるので、
ストレッチをするならお風呂上がりがいちばん効率的です。
お客様に「何か家でできることはありますか」
と聞かれることがありますが
簡単で続けやすく、そして実感できるものとして
よくマグネシウムの入浴剤をおすすめしています。
ドラッグストアで手に入るものもありますし、
お値段もお手頃なのですが
体が変わるきっかけになることがあるんです。
香りで気分を変えるのも素敵なことです。
けれど、40代以降の体が求めているのは
リラックスの「気分」だけではなく
弛緩の「実質」ではないかと思うのです。
ちなみに香りはありませんがアロマオイルなどを足せば
お気に入りの香りに浸れます。
塩化マグネシウム。
地味ですが、続けた人だけがわかる変化があります。

