ちょっと形が変わっていますよね。
IPS五十嵐プライヤーさんの製品で、商品名はソフトタッチ・ウォーター(WH-250S)です(http://www.ips-tool.co.jp/benri.html)。

写真をご覧いただければ分かると思いますが、接触部分が樹脂になっており、同じく樹脂製のカバーを傷めることなく、締め付けることができます。
それに、先端部分が曲がっているため、色々な方向から均等に力をかけて締め付けることができます。
しかも、連続作業用にバネまでついています。

(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/37942069.html)
なお、ネーミングの通り、この工具はもともと水道配管のためにあるようです。

すると、英語のプライヤはペンチを含んでいて、挟む、つかむ、切るの複合機能のある工具の総称だということがわかりました。
(だからいつも複数形なのでしょうか)
対してやっとこは曲げたりなどして加工することはあっても、基本的にははさんでつかむだけで、切断する機能はないそうです。
これに対し、切断に限るとニッパ―という道具がありますよね。

あのときの、頭骨まで揺すられる感覚はトラウマになっています。
あれは抜歯鉗子という名の治療器具なのでした。