今年初のうつわができました。
サイズの小さな湯のみです。

前回、鞘に木炭を入れて焼成しておもしろい茶碗ができたので、
今回は木炭の量を調整して還元焼成しました。

陶土は赤楽を使用しました。
で、焼き上がりはこんな感じです。



こちらの湯のみは、無釉で焼成しました。
それほど炭を入れなかったので、
陶土に炭が吸着することもなく、
なんとなく南蛮焼のようになりました。



施釉したものがこちらです。
木灰釉をほどこしています。
一つは搔き落としで模様を付け、
もう一つは成形の段階で溝を彫っています。



どちらも素朴な感じで気に入っています。
電気釜で焼成したようには見えないのでは?
とまあ、一人で喜んでいるわけです。

鞘に入れる木炭の量や、
陶土による違いなど、
これからもいろいろ実験するつもりです。