涌井さんは陶芸家ではなくアーティスト。
ライブペインティングなども各地で行われています。

さて、今回、wadで開催された個展を訪れました。
涌井さんの作品を見るのは初めてです。

お店に入ると、まさにWAKUI Worldでした。
個展の開催中はwadでも涌井さんの作品が使用されていました。

当日、私は日本茶をオーダーしたのですが、
そこに現れたのがこれらの器たちでした。






真ん中の宇宙人にようやものがカップです。
「どないして飲むねん」と思ったのですが、
なんと頭と胴体部分が分割できるようになっていました。

涌井さんの器たちはどれもユニーク。
う~ん、器といっていいのかも分かりません。

陶芸家が創る器とはまったく性質が違うように思えます。
たぶん、ご本人も陶器を創っているとは思ってないのでしょう。
たまたま、土を用いて作品を創っただけかと思います。

だから陶芸家のような器そのものに対するこだわりは感じません。
あくまでアートの一環で器チックなものを創っただけでしょう。
この焼物に対するこだわりのなさが「おもろい」のです。

店内には、さまざまな正座人がおられましたが、
私が迷いに迷って購入したのはこちらの正座人です。



一輪挿しの形をした正座人。
遊びでちんまい花を活けてみても面白そうです。